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支援したくなる心理を考えてみた

ここ数か月の間で数名の人にPolcaで数百円~千円程度の支援をしてみた。

今回支援した「ニートのにこてぃん」が過去のPolcaでも目標金額を大きく上回る結果を出していて、もうプロの奢ラレヤーだなと感心している。笑

逆に、Plocaに登録しても残念ながら目標達成できずに終わっていく人もたくさんいるのも事実で、誰でも資金調達が出来るわけではない厳しい世界です。

では、なんで支援したくなる人と、そうでない人がいて、その線引きは自分のなかでどう判断しているのか?という心理について少し整理して考えてみようと思いました。

・キャラクター性

2012年に出版されているphaさんの本ですが、この書籍のなかでクラウドファンディングなどの支援の事について触れています。

「ネットでお金をもらった話」という章のなかで、個人のキャラクターや告知のうまさに左右されるので誰にでもできることではないけれどもと書いてあり、その要素が非常に大きいかと感じました。

と考えると、SNSでキャラクター性をガッツリと伝えるのは相当尖ってないと見えてこない部分もあり、やはり全く知らない人には支援しにくいかな?

意外と何かで知っているやリアルで友人などの親密度・フォロワー度がかかってくるのかと思います。

・コンテンツ性

支援をすることによって、自分の代わりに何かを成し遂げてくれたり、楽しませてくれるコンテンツ性。
思いを託し、それに応えてくれる内容かという事ですね。

どちらかというと自分が何かしたいから支援してくださいという内容が多いわけですが、例えばその道中の報告をしますとかライブ配信をしますなどの事が書いてあるとコンテンツ性が高まり楽しそうだなという気分になります。

・承認欲求

これは支援をしたこと認めて欲しい、自分がフォロワーであることを認知して欲しいという心理ですね。

やはりSNS上で〇〇さんから支援してもらいました!とか言ってもらえると嬉しいわけですよね。

前述のTweetの中で私の名前を言ってくれておりますが、こういうの凄く嬉しいんですよ単純に。
自分セコイなと思うんですが、承認欲求は結構ありませんか?

・コミュニティー性

これは〇〇界隈といわれるような属性ですね。
例えば、「にこてぃん」とはキングコング西野亮廣のオンラインサロンにお互いに入会しているので、考え方や方向感が比較的同じな訳で、親近感がハンパない訳です。

こういう同じ属性にいる人であれば、例えば顔は知らなくとも応援してあげようかなと思う要素になりました。
今回支援した別の方も同じオンラインサロンメンバーでした。

・支援したくなる状況

たまに「海外での手術が必要なので募金お願いします」と呼び掛けてる方をお見掛けしますね。
そういう支援したくなる状況というのもありますね。

例えば、フリー素材で有名なゆうせいさんも難病で働けなくなった時にPolcaをされて2度ほど即達成という状況があったようです。

特にゆうせいさんはネット界隈では知っている方(一方的でも)も多いので、そういう部分もプラスに作用しているのではないでしょうか。

・さいごに

ざっと5つほど要素をあげましたが、いろいろな要素が絡み合って支援の有無や金額などを感覚的に決めていると思います。
あくまで私が勝手に思っていることなので、上記にかかわらず達成する人も居るのかもしれません。

さいごに、前述のphaさんの著書内でもかいてありましたが、
支援した人に対しては「あげた方があまり威張ったりしないこと」
支援してもらった側は「もらった方は感謝の気持ちを忘れない。この人にお金を上げてよかったと思えるくらいに気を遣おう」
とあり、これがお互いに気持ちよく過ごせるコツだと思います。

やはり、支援した側としてはそのお金がどう使われたか知りたいわけで、それで美味しいごはんを食べたり、どこか行ったりしたならば写真がネット上にUPされていればそれで嬉しくなります。

支援した側も嬉しくなる仕組みを作ってくれれば、おかわり支援も考えたくなります。

逆に、支援してもらったのに結局私利私欲だけで自己満足してしまって、何の報告も無いパターンは気を付けた方が良いですよ。
応援者は簡単にアンチにも化けますので。
モノ言うアンチにはまだ愛がありますが、モノ言わないアンチがほとんどですので、次回以降の支援はあまり期待できななると考えた方が良いでしょうね。

支援者側心理を考えながら企画を立てられれば、良い結果になるかもしれないですね。

私の撮影活動(商用以外)での費用に充てさせていただきます ご支援宜しくお願い致します