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「ドリンクの温度は何度がいいのか」

昨日のイベントにはたくさんの方にお越しいただき、ありがとうございました!

手伝ってくれたみんなありがとうございました!

いろいろある世の中ですが、少しでも来ていただいた方がハッピーになるものをお出しできていたらうれしいです。そして、それが作り手としての使命です。

昨日作っていて、お客様から一言。

「温度帯の異なる液体を組み合わせたドリンクはどこの温度帯が正解なのか」

例えば、昨日作ったアップルシナモンはアルコールの入った熱いアメリカーノに冷たいアイスクリームをのせるというもの。わかりやすくいうとアイリッシュコーヒーと原理は同じです。

このクリームと液体の温度はどういう形がいいのか?どう感じさせたいのか?

昨日お客様と話していて、頭の中が整理されて出てきたのは、まず正解はテーマやコンセプトによるということ。

①コンセプトやテーマによって感じさせたいニュアンスが変わってきます。
例えば、昨日は身体が温まるドリンク、カクテルとして一杯飲めるドリンクをお出ししたいと考えていました。なので、熱い液体の方は比較的熱め、アイスクリームはやや溶けたくらいのものを。どんどん飲んでいく中で混ざっていって一体感、温度が下がりそれぞれの香りが協調されるよう気をつけました。

②飲む量はとても大切です。
一杯飲むのか、二口しか飲まないのか。
液体の量が少なければ、甘さやアルコールも強い方がいいかもしれません。例えば、エスプレッソのように。でも、それをたくさんの量は飲めません。
飲む量が少なければ、冷める心配もないので、熱い温度ではなく、味蕾がテイストを感じやすい温度帯にする必要があるかもしれません。
なので、それによっても感じさせ方は変わってくるように思いました。

③液体、固体などドリンクの物理的な要素も考える必要があります。
生クリームやアイスクリームなど冷えているものは個体に近い状態が多いので、それを液体に合わせるときには、合わせ方を考える必要性を感じました。
二つの素材の温度差があまりに大きすぎるとドリンクとしての一体感は少なくなります。熱い、冷たいという認識できる限界を見つけてそこに基準を置くと見えてくるものもあるかもしれません。

作っていく中で、考えていくともっと様々なものが見えてくるなと。

勉強となる楽しいイベントでした!
また来月18日にお会いしましょう!!


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