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「久しぶりに粗挽きを試してみると」


粗挽きにすると抽出効率がおちます。
つまり抽出がされにくくなるわけなんですが、その代わりにお湯の温度をあげたり、レシピを変えたり、抽出の投数を増やしたりして、抽出を適正に持っていきます。

今日は家庭用のグラインダーで粗挽きにし、抽出の投数を増やすことで、他の要素で適正な抽出を実現してみました。

粕谷さんの4:6メソッドをベースに10gの浅煎りのコーヒーに対して、注湯量は150g。
注湯回数は4回で、比較的酸味よりに抽出できたらなと考えました。
注湯した量は以下の通りです。

①40g
②20g
③45g
④45g

注湯は全て注いだお湯が落ちきった後に注ぐようにしました。

普段あまり粗挽きにすることはないので、ちょっとドキドキしながら。

実際にやってみると、あともう一度やれば修正できるかなという印象でした。

味わいはやや薄め。
フレーバーの輪郭がくっきりとせず、ぼやけた印象で、やや後味にえぐみを感じました。

グラインダーの性能もあるかもしれませんが、やや細かく、湯温をほんの少し下げるくらいが適正な抽出になるのかなと。
*粗挽きにおける微粉のことを考えて、挽き目を調整すると適正にすることができるかもしれません。

そう考えると粗挽きにするということは未抽出になりやすくなるんですが、投数、温度で調整することで、挽き目を細かくしたときには感じなかった柔らかな印象と繊細なフレーバーを感じます。

そして、ゆっくり注ぐということに注意すればさほど失敗(未抽出を防げれば)しないというところにおいて、可能性を感じました。

レシピはどれがいいということはないのですが、いろんなアプローチを自分の引き出しにしまって、そのコーヒーによってコントロールできるともっとコーヒーを楽しめるなと心から思いました。

バリスタをしてる方、抽出者の方はそれによって飲み手を楽しませることができるのではないかと思いました。

固定概念を捨てていろいろやってみる大切さを痛感した日となりました!

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