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「今日のコーヒーは苦いなぁ」

そう感じたらみなさんはどうしますか?

挽き目を粗くする?
温度を下げる?
豆量を減らす?
液体量を増やす?
時間を短くする?
抽出効率を下げて、成分をあまり出さないように、もしくは濃度感を下げるようなプロセスを考えるかもしれません。

ただ最近このプロセスだけでは、解決しなかったことがありました。

味わいとしては、濃度感は悪くなかったんですが、後味の苦さはとてもシャープで、ざらざらした感じが残りました。

最初は苦さがあったので、和らげるために温度(抽出効率)を下げたのですが、薄くなり、さらに苦さが際立ちました。
粗くすると甘さが感じられることがあったので、粗くしました。
苦さはソフトになりましたが、濃度感が薄くざらざらした感じが強調されてしまいました。

苦い→薄くする

ではいけないんですね。

今回はナイスカットミルの挽き目を0.5目盛細かくしました。

そうすると、、

濃度感がしっかりとありながらも、厚み、コクを感じ苦さと甘さのバランスがよくなりました。

濃度感がやや上がり、ボディー感が上がることで、苦さの量とのバランスがとれて、苦さのシャープ感が緩和されたんですね。

プロセスによる味わいばかりを追いすぎるといけないなと反省した例です。

今回の焙煎度合いは中深煎りぐらいでもともと焙煎した段階で苦さがあるコーヒーだったので、ある程度の苦さは寛容としていました。

この点ひとによっても異なるのでやっぱりおいしい苦さって難しいなぁと思いました!

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