みつばちが支える私たちの未来
こんにちは!山でみつばちと共に農業を支える蜂屋のゆうくんです!
昨日研修でお世話になっている方が私のはちみつを買ってくださいました。
「いやどこでどうやって買ったらいいか分からんし、ネットで探しても出てこないし、ちゃんとブログで伝えよう!」と言われました。
なるほどー確かに!!
そこで今日は蜂屋さんらしいお話をちゃんとしたいと思います。
はちみつだけが養蜂ではない
皆さんはみつばちがいないと食べられなくなるものといったらまず何を思い浮かべますか?
はちみつ!!
ローヤルゼリーやプロポリスという健康食品が出てくる方もいるでしょう。
でも実はそれだけじゃないんです。
時々「私はちみつ嫌いだから蜂とか養蜂全然興味ないー」とすごい嬉しそうに私に話しかけてくれる方がいますw
そんな方でもちゃんとみつばちのお世話になっているんです。
みつばちが私たちの食糧生産を支えている
みつばちは花から花を渡り歩いて受粉をすることで果実を実らせたり、種を作ったりする役割を担っています。
例えば、いちごはいつが旬の果物でしょう?
正解は初夏。
でもクリスマスケーキには美味しそうないちごがのっていますよね?どうしてでしょう?それは暖かくしたビニールハウスの中で育てられているから。そして昆虫のいないビニールハウスの中で受粉に働くのが私たちの飼っているみつばちです。
いちごはみつばちが受粉しないときれいに実がなりません。つまりいちごが食べられるのはみつばちのおかげ♪
同じようにスイカやメロンなどもすべてみつばちたち昆虫の受粉に頼っています。
ほらだんだん他人事じゃなくなってきましたねw
同じように種を作るのにもみつばちが必要です。
玉ねぎ、ブロッコリー、長ネギ、大根、にんじん、かぶ、きゃべつ、カリフラワー・・・・野菜の種だけではありません。
さらにアーモンドやコーヒーなどの嗜好品、綿花、牧草の種・・・
つまりみつばちがいなければ、果物、野菜、お肉、牛乳、チーズ、綿製品などなどなどぜーんぶなくなってしまうということなんです。
さらにこの蜂は自然にいればいいというものではありません。
必要な時に必要な数だけちょうどいい状態の蜂を私達養蜂家が育てて受粉用に貸出しています。
みつばちと養蜂家が共に世界中の食糧生産の根幹を支えているのです。
みつばちと共に未来を守る
もしみつばちがいなくなったらどうなりますか?
みつばちを育てられる養蜂家がいなくなったらどうなりますか?
私たちの子どもや孫の代まで続く豊かな食と農業を守ることが私たち養蜂家の使命であり誇りです。
それぞれのお仕事にはそれぞれの社会での役割があると思います。
皆さんのお仕事にも素晴らしい使命があることでしょう!
未来の世代のために今日もお仕事を楽しみましょう♪
はちみつのお話はまたそのうち♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?