大人も子供も集える場所を益田に。地域の居場所「サードプレイス」完成までのストーリー。
3月上旬から建設していた私たちの事務所兼サードプレイス。
4月上旬に緊急事態宣言が発令されてからは、3密等に気を付けながら作業をしてきましたが、ついに5月下旬に山本 浩章益田市長にも出席していただいたオフィス完成お披露目会を行いました。
今日はそんな完成までのエピソードをご紹介していきます!
地域の人・高校生が関わってくれる温かさ
ある春の日のこと。
休日にもかかわらず、職員・インターン以外に近くの高校に通っている高校生や近隣地域に住んでいる大人の方々がサードプレイスの建設作業のために集まってくれました。
1階チームと2階チームに分かれての作業スタート!
ちなみに、1階部分は弊団体のオフィス、地域の人がふらっと寄れるカフェスペース、ちょっと作業がしたい人向けのコワーキングスペースでありながら、夜は大人のサードプレイス(オトナキチ)として活用。
2階部分は、高校生が放課後に集えるサードプレイス(VIVA!あそびば)として利用されています。
1階部分のイメージ図。(1枚目は平面図、2枚目は上から見えた図)
普段の関わりはあまりないという人同士でも、作業をするときの声かけがきっかけとなって会話が生まれ、お互いのことを知ることができました。
設計士さんの話を聞いて、手順を確認したり。
具体的にどう作るのかをスケッチに描きながら…。
設計図をもとに、机を作るために木材を切断したり。
こちらは、1階の床を作る上で根太を立てていく工程。
この後、断熱材をはめこみ、床の下地材を貼っていきます。
こちらは机を作っている様子です!
ふらっと来てくださった公民館の館長さんが電動工具の扱い方に困る大学生インターンに丁寧に教えてくださいました。
チームワークを大切にしながら。
「まずはやってみんちゃい。」
地域の人が背中をそっと押してくれることで、今まで扱ったことのない電動工具を使えるようになりました。
こちらは、地域の人同士で息を合わせて机の天板を切る作業。
色塗りもみんなでしていき…
こちらが地域の人と高校生が力を合わせた作った机です!
これが2階のあそびばで活用されます。ぜひ見にきてください^^
こうして多くの地域の方々のお力をいただきながら、
このサードプレイスの建設を約2か月かけて行ってきました。
そして、市長さんにも出席していただいたお披露目会。
(お忙しい中、ユタラボの理事・監事の方にも来ていただきました!)
石州瓦に市長さん・理事、監事の方々からメッセージをいただきました!
益田で既に活躍されている方々から力強いメッセージをいただき、より一層頑張らねばと思いました。
建設当初は、コロナウィルスの影響で事務所の建設がどうなるか不安でしたが、多くの方々に協力いただき、完成へと近づくことができました。
今後は、このユタラボオフィスが子供と大人の第3の居場所として多くの方に活用されるように頑張ります!
文責:ユタラボ職員 大庭 周
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