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僕は『自分の弱さ』が嫌いで嫌いで仕方がなかった

タイトルの通り、僕は『自分の弱さ』が嫌いで、嫌いで仕方がなかった。
厳密に言うと今もまだ嫌いではあるが、以前に比べるとそんな自分も受け容れられるようになった。

なぜそんなにも『自分の弱さ』が嫌いなのかは今でも正直良く分からないけれど、兎にも角にも嫌いで、嫌いで仕方がなかった。
おそらくかつての自分は「人に弱さを見せること=情けないこと・負け」のように捉えていて、人に弱さを見せることで人が離れていくことが怖かったのだと思う。
決してそんなことないのにね。

それもあって僕は強くありたかった。
強くあることで周りに人がいてくれると信じていた。
そして強さとは「弱さがないように振る舞うこと」だと勘違いして、辛いことや悲しいことが起きても感情を奥底に追いやることで、いつも何もないように振舞っていた。
ただもちろん自分の心の中では『自分の弱さ』に気付いているわけで、外面と内面とのギャップに苦しむこともあった。


この仕事に就かせていただいて、そんな嫌いで嫌いで仕方がなかった『自分の弱さ』が誰かにとっての光となり、役立つことがあった。
自分がものすごく悩んだが故に理解できる子ども達の気持ちが多くあると気付いた。
それに気付いてから、自分が弱かったことにも多少なり意味があったのかなと思えるようになった。

強さとは「弱い自分も受け容れられることではないか」と思う。
そしてその強さを手にする過程で、悩み苦しんだ経験はきっと誰かにとっての優しさになるのだと僕は思う。


これからも悩み、苦しむ場面はあるだろうけれど、「誰かへの優しさにつながる経験」だと思えば、それへの向き合い方は大きく変わる…かな?苦笑

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