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Maasと環境問題

1トンの荷物を1キロメートル運ぶ際に排出されるCO2の量をみると、自家用車が群を抜いて多いことがわかります。
逆に船舶・鉄道はCO2排出量の少ない輸送手段。


確かに車は少人数を対象にした乗り物割には長距離も移動できる耐久性があるので、必要な資源に対して輸送効率が悪い。

OECDのレポートによれば、ひとりあたりの移動に必要となる面積は自動車では公共交通機関に比べて20倍必要になると言われている(出典:Maasが都市を変える)

輸送効率が悪いので渋滞も発生するし、それによって、燃費の悪い状況での走行による二酸化炭素排出量も増える。(環境問題負荷以外では、もちろん渋滞発生で疲労が溜まる事による事故の発生や、無駄な時間の発生が起きる)

環境問題観点で、Maasの概念で移動距離に応じた適切な移動手段をとるべきだ。
それは人にもメリットがある。

例えば、新宿-小田原間であれば、車であれば渋滞なければ2時間くらいであるが、渋滞や休憩などの渋滞も踏まえると3〜4時間かかるだろう。
電車であればご飯食べながら、お酒飲みながら、寝ながらで1時間くらいで着いてしまう。

なぜ車を選ぶのか。家から目的地で使う道具を持っていきたい(キャンプ道具、スノーボード、釣り道具等)のではと思っているが、一部のコアなユーザー以外はレンタルにシフトすべきだし、コアなユーザーはリモートワークが普及している世の中、それができる近くの場所に引っ越すなどしてはどうかなと思っている。

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