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最新テクノロジーを用いた自己表現

2021年に設立15周年を迎えるライゾマティクスの個展を東京都現代美術館で開催している。ライゾマティクスは、設立以来、常に人とテクノロジーの関係を探求し、世界的に活躍するアーティストであるビョーク、スクエアプッシャー、Perfume、ELEVENPLAY、狂言師・野村萬斎や研究者らとのコラボレーションに加え、多様な視覚化や問題提起型のプロジェクトを通して、技術と表現の新しい可能性を追求しています。

先日、展覧会にも行ってきましたが、準天頂衛星システムみちびきを使った作品や画像処理技術を用いた作品も展示されています。
準天頂衛星システムみちびきを使ったシステムは自動車に最近取り入れられているテクノロジーであり、アイサイトXに搭載されています。

画像処理技術についても自動運転につながるような技術ですよね。
今までは最先端の工業製品に適用されていたものが、アート分野にもすぐ応用することのできる時代になっていることは昔と変わったなーと思っています。

ちょっと違った側面から話しますと、ギャル電というユニットが流行っているようです。「ギャルも電子工作をする時代!」をスローガンに掲げ、昨年9月に活動を開始。ギャルやパリピ(クラブや派手なイベントを楽しむ人たち)に向けた奇抜な作品と、派手なファッションがネットで話題を呼び、結成半年にしてナイキのCMへ出演したり、三越伊勢丹をはじめ有名企業から作品制作を受けるなど、活躍の幅を広げているようです。

こういったことからもテクノロジーに対して誰でもアクセスできる環境が現在できていて、あとはどう表現したいか、何を組み合わせるか。誰もが最新テクノロジーを用いて自身のアイディンティティを表現できる時代になっているなと思っています。
プログラミング業界も女性が少なかったが増えてきている話しも聞きます。池澤あやかさんが個人的には先駆者な気がしています。東宝「シンデレラ」オーディションで審査員特別賞に選ばれるルックスがありながらも、フリーランスのエンジニアとしても活動している。

今までテクノロジー系はオタクっぽい陰気なイメージであったが、よりクールなものに変わってきているのだなと感じています。

そんな自分も友人から週末農業誘われ、やっていますが、一定周期で測っては止まる省電力のバッテリ駆動の土壌水分センサーと定点カメラによるタイムラプス画像を実現させるべく電子工作作りに励むつもりです。

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