見出し画像

面識のないSNSのフォロワーさんが個人出版した本を、買って読むというモチベーションはどこから湧いてくるのか。

私は本を紙で読む人で、めったと電子書籍を買って読むことがないのですが、このたび珍しく電子書籍を買って読了しました。
買ったのは2024年の元旦でしたが、その後能登震災があり、当方が石川在住ということもあり、読み終わるまで少し時間がかかってしまいました。


どんな本か

ボンブ先生が個人出版された「無能なITエンジニアのための100の教訓」という電子書籍(PDF)です。BOOTHで購入できます。

定価は500円からとお手頃な値付けになっているのですが、なんと文字数が20万文字もあるのです。本屋さんに並んでいる文庫やビジネス書は、1冊で10万文字とされているので、なんと2冊分のボリュームです。ボンブ先生の筆力に脱帽。私には無理です。

本のジャンルとしては技術書ではなく、エッセイです。作家さんがITエンジニアとして長い経験で学んだことや感じたことがつらつらと書いてあります。
赤の他人の経験談に興味がない人には得るものがないと思いますが、私はこの手の経験談が好きなので、楽しんで読むことができました。

PDFファイルを読む

電子書籍といいつつ、実体はPDFファイルなので、最初はPCでAdobe Acrobat Readerで読んでいましたが、読みづらくて困っていました。
スマホでもKindleアプリをいれれば読めるということで試してみたところ、スマホを横向きにすればサクサク読むことができました。

Kindleアプリ


横向きで読む


途中まで読んだところを記憶してくれる


なぜ買ったのか?

ボンブ先生とは面識がなく、SNSで相互フォローでつながっているだけの関係です。面白そうな方なので、一度は会ってみたい人でもあります。

当方のSNSはフォロワーが3万まであったのですが、API制限等で困っていたこともあり、一度アカウントを削除して作り直しました。それでも、ボンブ先生はもう一度相互フォローになってくれました。自分の中での信頼度があがります。

そんなフォロワーさんが本を出されるという。

このとき、私は、過去に自分が書いた本を買ってくださり、SNSで紹介されていたことを覚えていました。

買ってくださった本

ここまでくれば、私が買って読まないわけにはいかないでしょう。
恩には恩で返す。感謝には感謝を。

本を書くということ

私が本を書くのは、学生時代からたくさんの本を読み、助けられてきたからで、自分でも書いてみたいなという思いからです。本という文化が好きだからなんでしょう。

私の本を読み、ボンブ先生が本を書くきっかけとなったようなので、こうしたバトンタッチがこれからも続いていくと嬉しいなあと思います。文化というのは、人が紡いでいくものだから。


貴重な時間を使って最後まで読んでくださり、ありがとうございました。 よかったら、記事の拡散もお願いいたします。