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【育児】娘の行き渋り⑦

母の葛藤と不安

さて、さて、ちょっと暗い気持ちになる投稿が続き、記事を書きながら私もなんだかネガティブになってきております。
時間軸を今に移すと、1学期よりは現状は良くなってきていると思います。

じつは7月に大きな変化がありました。
私が、切迫早産となってしまったのです。
産休前に療養が必要と診断され、お仕事もドクターストップがかかりました。そして、個人病院から大きな病院へ転院・・・いつ入院になるかわからない状態が続いています。
しかし、ぽぽにとって自宅に母がいつもいるということは今まで経験したことがありません。今では児童クラブにもいかず、同じ学年の子たちと早い時間に家に帰れる状況がとても新鮮なようです。
母としては、絶対安静の状態なのでなるべく児童クラブにいてくれると助かるなあと思っていましたが、いつ入院になるかもわからないため休会措置もとれないまま今に至ります。


やっぱり、ママがいいんだね。

自宅で安静生活が始まったことで、ぽぽにも変化がありました。
まず、1学期は鉛筆や消しゴムなどの文具の紛失がとても多く、家でも出したら出しっぱなしにしている子でした。
しかし、夏休み期間もずっと家で私と過ごしたことにより、毎日声掛けをされたことにより出したら元の場所に片づけるということが身に着いたのです。
さらに、ゲーム機器のルールも明確化が完了。
宿題ができてない人はゲームはできない。(夏休みは午前中までに)
そしてそして、皿洗いや料理に興味を持ち、一緒に取り組むことがぐんと増えたのです。

今までは、私もフルタイムだったため、なかなか一緒に夕食も取れず、片付けや料理も教えるよりも自分でやった方が早いからと、なんでもかんでもやってあげていたことに私は気づいたのです。
片づける習慣・経験する機会をつくらなかったことで、学校生活にも影響が出ていたのだと反省しました。
そして、何より今だからこそ、ぽぽが将来一人暮らしをする日に向けて生活力を身に付けさせてあげる機会は今しかないと、この育休期間は頑張るんだと意気込んでいます。

そして、思うんです。
ぽぽにとって、私と過ごす時間は圧倒的に少なかったのだと。
もしかしたら、今までの時間で十分な子も世の中にはいるかもしれません。しかし、ぽぽという人間にとっては、少なすぎたのだろうと思います。
今まで足りなかった分、満たしてあげたい気持ちで今はいっぱいです。


しかしながら、今まで書いたように前向きに考えることができる日もあれば、急にぽぽの未来が心配になり子どもの発達障害について、コミュニケーション障害についてネットで検索しては、頭を抱える日もあります。
個性と受け止める・・・なんてこともできなかったり、ほかの子と比べて落ち込んだり。

始業式の日が近づくにつれて私もぽぽもナーバスになっていきました。
なぜなら、ぽぽが急に自己否定を始めたからです。
絵を描くぽぽに「上手に描けてるね」と声をかけると
「どこで、そうおもった?」
「○○の部分がいいと思ったからだよ。」
「ぽぽはそうおもわない。かけてない。へたくそ」
「ママはこの絵好きだよ」
「ぽぽは、そうおもえない」
宿題に取り組むぽぽに「計算はやいね」と声をかければ
「はやくない。おそい」
「はやいよ。それに正確に計算できているね。」
「まちがうこともあるからすごくない」
字がきれいにかけていると声をかければ
「きれいじゃない。ぽぽはきれいに字はかけてない」

自己肯定感を高めてほしくて、前向きな言葉を使って褒めようと意識して取り組んでいたのですがすべて否定され私もだんだんイヤになってしまいました。
なぜ、かけられた言葉どおりに受け取ってくれないんだろう。
「ほめてもらえてうれしいな」と、受け取ってほしいだけなのに。

そして、そんな日が1週間続き、とうとう始業式の日がやってきました。
この日の早朝ぽぽは、盛大におねしょしたのでした。
夏休み期間いっさいなかったおねしょが復活したのです。

夫も私もよほど学校がストレスなのだと受け止めました。
そして、自己否定も続いていたため私の気持ちも限界に。
どうすればいいのかわからない。
そして、一つ結論を出したのです。


私の力だけでは無理。

「心療内科を受診する」

新学期が始まってすぐ、ネットで調べた病院に電話をかけました。
そこは、子どもの心とからだの問題について専門的に診てくれるところです。発達障害だけでなく不登校や行き渋りなどについても相談できるとのことだったので、そこに決めました。
予約をとってもすぐに受診するのは無理だろうなあと思っていたのですが、なんと予約できたのは来年。びっくりしてしまいました。

今は、来年の受診日に向けておねしょをした日や行き渋りの様子、学校でどうしても参加できない行事など様子を記録しています。もし、受診日までに必要なくなればそれはそれで万々歳!!!
この診察が本当に必要なのか、予約してよかったのか私にはわかりません。でも、とにかく今は一人では抱えられないと思い行動したのでした。

とりあえず、今の私にできる事を精一杯したいと思います。
夕飯を一緒に作る。
一緒にごはんを食べる。
毎朝ぽぽの髪をくくる。
一緒にゲームをする。
一緒に宿題をする。
一緒にテレビを見る。
抱きしめてから、寝る。
ポジティブな言葉を使う。
大好きと伝える。

きっと、母の思いは伝わるはず。
そう信じて、今日も学校からの帰りを待ちます。


ということで、一旦行き渋りの話の連続投稿はおしまい。
まだ続いている行き渋りの様子は、月に1回程度の頻度で報告させてくださいね。

我が子の行き渋りに悩むお母さんたち、お父さんたち。
ぽぽと状況は同じじゃないかもしれないけれど、それでもこんな言葉かけをするといいよってことがればぜひ、教えてください。
私は今は、ポジティブな言葉かけについて勉強中です^^;;
昨日よりも今日!今日より明日。毎日コツコツと。
我が子が元気でいてくれていることに感謝して、今日も過ごします。

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