見出し画像

就活で実施した自己分析の2つの方法

私が就職活動中に実施した自己分析の方法を伝えたいと思います。なのでこんな就活生に読んで欲しいなと思っています

・自分のやりたいことが、まだ明確になっていない人
・自己分析の方法がわからない人

私の自己流の自己分析方法なので、参考になるかわかりませんが何かのヒントになるかもしれないので良かったら読んでみてください。

自己分析とは?

そもそも「自己分析」とはなんでしょうか?自己分析はどんなことがわかったらゴールなのでしょうか?

Wikipediaでは、このように書いてあります。

“就職活動における自己分析とは、自分自身の過去の体験を振り返ることで行う自己分析であり、就職活動の出発点とされる。自己分析を行うことで、自身はどんな仕事がしたいか、どんな仕事が向いているか、どんな会社に行きたいかなどといった事柄を認識、理解する。大学の就職課による就職支援において、自己分析の指導は初期の段階で行われる”
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%88%86%E6%9E%90

他の記事だと、こんなふうに書いてありました。

“自己分析とは、自分のこれまでの経験や思考を整理し、自分の能力や性質、強みや弱み、今後のありたい姿などを理解することです。”
https://en-courage.com/articles/256

それぞれ色々と書いてありますが、私が思う自己分析とは以下のように思っています。

自分が人生の中で大事にしているモノ・コトを自分に気づかせる作業

人は自分のことをあまりよくわかっていません。自分が今までの生きてきた中で何が好きで、何に熱中し、何を大事にして、今後もそれを大事にしていきたいのか。それを自分自身に気づかせてあげる作業が自己分析だと思っています。

“自分が何を大事にしているのか”を基に「自分はどんな人間なのか」を書くと自己PRになり、「なぜその会社を志望したのか」を書くと志望動機になります。

では、どうやって自分が大事にしているものを自分に気づかせてあげるのでしょうか?

その方法は2つあります
1つ目は、過去と未来と今の自分を考える
2つ目は、「なんで?」と「どうやったら?」の深掘り

簡単にそれぞれを説明すると「過去と未来と今の自分を考える」とは、過去どんな人間だったのか、将来どうなりたいのか、だから今何をしなければいけないのかを考えることです。

そして、その考える方法としてなんで?どうやったら?を使います。

よく自己分析の方法として、片方だけを使うのはありますが、私はそれを両方同時に使いました。

では、具体例を用いて説明していきましょう。

過去と未来と今の自分を考える

「過去と未来と今の自分を考える」ときは以下の順番で考えます。
1. 過去の自分を深掘りする
2. 未来の自分を深掘りする
3. 今の自分に何が必要なのかを深掘りする


では、まず最初に過去の自分を深掘りしていきましょう。

ここでは自分が好きだったもの、大切だと思ったものを過去の自分より深掘りしていきます。

そもそもなぜ過去の自分を深掘りする必要があると思いますか?それは過去から今にかけて自分の好きなもの、大切なものをしっかりと文章化するためです。

自分が好きなものはなんとなくわかるけれど、しっかりと文章で語れますか?そもそも自分が好きなものにちゃんと気づいていますか?

自分の思いを文章化することで、自分でもしっかり認識し、そこからエントリーシートの文章が作りやすくなります。

ではどうやって自分を深掘りするのでしょうか?まず、好きだと思う事柄を出してください。

そして自分の大事なものを気づかせる方法の2つ目を使います。そう、「なんで?」を繰り返していきます。

「なんで、それを好きだと思った?」と自分に問いかけながら、過去の自分を振り返ってください。なんで、それを好きだった?と繰り返しながら、好きだと思った時のエピソードを洗い出していきましょう。

振り返る時のポイントは「小学生くらいから振り返る」ことです。

小学生くらいの時のエピソードを書けるということは、人生の半分以上その事柄を好きだったということです。それはあなたにとって、とても強みになります。

逆に言うと、最近のエピソードしか出てこないというものは、そこにかける熱量はそこまでまだ大きくなく、今後大きくなるかどうかわからないものです。

私の場合は「食べること」が好きなものでした。
過去を振り返ってみると、

■小学生のとき
・調理実習にワクワク
■中学生のとき
・先生に反対されながらも調理実習で意地でも餃子を作った
・高校に行くか、パティシエになるか迷った
■高校生のとき
・調理実習で使い難かったので、まな板を持参
・指定メニューにはないモンブランを調理実習で勝手に作る
■大学生のとき
・スイーツ作りにはまり、ケーキの回転台や、シフォンケーキの型を購入
・食べ物のパッケージを青色にしたら、脳はどう反応するのを研究したくて認知脳科学研究室を選択
・甘いものを目的に1人でフランスに行き、最終日はスイーツ店を6店舗はしご

といった具合に学生時代を通して食べることが大好きでした。

そして流れを見ていただくとわかりますが、食べ物の中でも、だんだんと甘いものを好きになっていきました。

ここまで文章化すると元々甘いものは好きだと思っていたけれど、人生を通してここまで好きだったんだと実感します。この「実感する」ことが大事で、エントリーシートに書いたり、面接で質問されたときも自信を持って好きだと言えるようになります

私の場合は「甘いもの」でしたが、あなたは何が好きで、何を大事にしていましたか?

未来の自分を深掘りする&今の自分に何が必要なのかを深掘りする

ここは未来と現在の2ついっぺんに説明します。

まず、なぜ未来の自分を深掘りする必要があると思いますか?これも過去のパターンと似ていますが、将来の自分のイメージをしっかりと文章化するためです。

自分がどうなりたいのか、どんな人間になりたいのか。

これは過去以上に文章化するのが難しいです。なぜならば、過去とは違って実際に起こっていないことなので自分のイメージを具現化するしかありませんやってみるとわかると思いますが、はじめに書いたものはとても抽象的になります。

では、実際にどうやって未来の自分を深掘りするのでしょうか?

まず、自分は最後どうなりたいのか?を考えてください。最後というのは「死ぬ」時です。

多くの人はいい思い出を持って最後の時を迎えたいのではないでしょうか?では、どうやったらいい思い出を最後持てるのでしょうか?

勘の良い人は気づいたのではないでしょうか?

そうです、「どうやったら?」を今度は繰り返します

私の場合は

いい思い出を持って最後の時を迎えたい
・どうやったら、いい思い出を持てる?
→誰かにいい影響を与えられたら
・どうやったら、誰かにいい影響を与えられる?
→誰かに自分が良いと思うのを知らせることができたら、いい影響を与えられるのではないか?
・どうやったら、自分の良いと思うものを伝えることができる?
→マーケティングを学べば、伝えることがうまくなるのではないか?
・どうやったら、マーケティングを学べる?
→マーケティング会社で働ければ、学べるのではないか?

といった具合に深掘りをしました。

あなたも最後の時を迎える時に、どうなっていたいのかから深掘りをしていくと自分が求めている道が見つかると思います。


過去と現在と未来をつなげる

私は過去の深掘りでは「甘いもの」が好きで大事にしていました。未来の深掘りから今、何が必要なのかを考えたら「マーケティング会社でマーケティングを学ぶ」ことをした方が良いことがわかりました。

最後はこの2つを最後に合体させます。

未来の自分を深掘りしたときに途中で書かれていた「自分が良いというもの」、これが私にとっては「甘いもの」になります。そのため過去と未来と現在を合体させると

”自分が良いと思っている甘いものを世の中に広めるためにマーケティングを学びたい”

というのが自分が人生でやりたいことになると思います。

これはそのまま志望動機に使ったり、過去のエピソードを用いて自己PRにも使えます。志望動機や自己PRへの具体的な使い方は、希望の声が大ければまとめみようかと思いますので、知りたいという方はコメントを残してください。

これで自己分析の方法は以上になります。このnote有料になっていますが、これ以降これ以上の内容は書いていません。とてもタメになったよと思った方はお気持ちで購入していただけたらと思います。そして周りの就活生の人にも教えてあげてください。

このnoteを見て、自己分析のお手伝いができていたら嬉しいです。

ここから先は

0字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?