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Googleアナリティクスで流入元を確認する際に知っておくべき事

こんにちは、ほそい ゆたか(細井 雄祟)です。

サイトを管理している人であれば、どこからサイトに訪れたのか、というのは当然気になる部分だと思います。

実際、Googleアナリティクスでは、「チャネル」レポートで流入元を見ることができますが、どういうルールで分類されているのか知らないという人も非常に多いです。

ただ、ルールを知らないとお客様のアカウントや、前の担当者からアカウントを引き継いだというような場合、話が噛み合わない可能性もあります。

そこで、今回このnoteでは、Googleアナリティクスの「チャネル」の設定についてを紹介していきます。

このnoteはこんな人におすすめです。

・Googleアナリティクスのチャネルについてを勉強したい
・流入元が振り分けられるルールが知りたい
・自分でチャネル設定部分をカスタマイズしたい

※時間がある人は、これから紹介する内容をまとめた、「まとめ動画」がありますので、そちらをご覧ください。

デフォルトチャネルグループの振り分けと2つの注意点

Googleアナリティクスのチャネルでは、簡単に言うと、
参照元やメディアの情報を基に、上のルールに沿ってデフォルトチャネルグループで分類されています。

例えば、

・Googleの自然検索
 ⇒Organic Search
・Yahoo!の広告
 ⇒Paid Search
・Instagramの投稿
 ⇒Social

というような形で、集客の「チャネル」のレポートに表示されます。

Googleアナリティクスを新規で作成した場合であれば、デフォルトチャネルグループのルールに沿って分類されていきます。

しかし、逆に言うと以下のような場合、しっかりと分類されていない場合があります。

①:パラメータを間違えている
②:お客さまや前の担当者によってルールが変更されている

この2つはGoogleアナリティクスに携わる時は注意しておく必要があります。

振り分けルールを実際に画面を見ながら確認しましょう

デフォルトチャネルグループは具体的に、以下のようなルールで振り分けられています。

デフォルトチャネルの定義-min

引用:アナリティクス ヘルプ

通常ですと、このルールに沿って流入元が分類されております。

しかし、ルールが書き換えられている可能性もありますので、
動画では実際の画面を用いて、その部分を確認していきます。

一方で、新しいチャネルグループを作成することで、自分が分かりやすい形で流入元を振り分けることができます。

そこで、新しいチャネルグループの作り方なども動画でご紹介していますので、参考にしてみてください。

2つのチャネルグループの違いと、「参照元/メディア」を使った照らし合わせ

デフォルトチャネルグループと新しいチャネルグループの違いを分かりやすく表にすると以下のようになります。

2つのチャネルグループの特徴-min

例えば、

・個人的に分析がしたい場合
 ⇒新しいチャネルグループを作る
・ディメンションとして使用したい場合
 ⇒専用のビューを作りデフォルトチャネルグループの設定を変更する

などの使い分けが考えられます。

また、「参照元/メディア」というレポートにセカンダリディメンションでデフォルトチャネルグループを追加し、2つの指標の違いを比べることで、ルールの違いを見つけることができます。

参照元メディアレポート-min

実際の画面を用いて、ルールの違いやその時のポイントなどをお伝えしていますので、こちらの動画も参考にしてみてください。

パラメータを使いこなしましょう

パラメータとはURLの後ろにつける変数の事です。

具体的にはURLの末尾に「?」をつけ、それ以降に変数を入力していきます。

パラメータの説明-min

パラメータを一定のルールに沿って付与することで、デフォルトチャネルグループで綺麗に振り分けることができます。

パラメータをURLに付与する際に、URL生成ツールを使う事で、簡単に付与することができます。

URL生成ツール-min

URL生成ツールはこちら

しかし、パラメータのつけ方に関しては、Googleアナリティクスの設定によって違ってくることもあります。

また、スペルミスや大文字小文字が違うだけでもしっかりと分類されません。

ですので、パラメータの作り方からGoogleアナリティクスの上での確認方法、注意点などをまとめてこちらの動画でご紹介しています。

まとめ

分析を行う上では、数値を正しく認識することが非常に重要になってきます。

ただ、お客様のアカウントや、前の担当者が設定を変えてしまった場合、今後の計測がうまくいかなくなる、という可能性もあります。

その為、今回ご紹介した内容を参考に、今自分が携わっているGoogleアナリティクスのルールをもう一度確認し、ミスの無い様、楽しく分析を行っていただければと思います。

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