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今週のこれだけは知っとこ ホテル・観光編 vol.07

今週のこれだけは知っとこ(こんこれ)では、観光ニュースやホテルに役立つ情報をお届けします。

前回、ご紹介したホテルのプランがYahoo!ニュースでも取り上げられておりました。宿泊事業が厳しい中でも、打席にたち挑戦し続ける姿は勇気をもらえます。是非、成功して欲しいなと思います。


アドベンチャーツーリズムが熱い

世界的な広がりを見せているアドベンチャーツーリズム。奄美・沖縄の世界自然遺産登録もあり、今年はより注目度が増していると思います。

アドベンチャーツーリズムの開発指標2020で、日本は18位でした。

上位には、日本と同じような島国や海に面した国が並んでいます。
アイスランド(1位)、ニュージーランド(3位)、ノルウェー(4位)、フィンランド(6位)、オーストラリア(10位)、英国(13位)。

ハードの面では、日本も上位の国と遜色はありません。アドベンチャーツーリズムの資源が豊富にあります。ソフトの面では出遅れていると思うので、アドベンチャーツーリズムに合わせたプランやマーケティングを考えていくことが、今後重要になってきます。

今回は、アドベンチャーツーリズムにおける専門性を活かしたプランを紹介していきます。

バードウォッチング
教育旅行
異文化体験
探検
ボランティアツーリズム
ヨガ
マインドフルネス プログラム
内省のためのリトリート など
引用:トラベルボイス


心の健康を保つ ウェルビーイングなプラン

アンダーズ 東京でウェルビーイングが体験できるプランが、リリースされました。かなり高価格になっているので、利用者は限られていると思います。

ウェルビーイングについては、様々な企業が数年前より取り組んでいる社会課題でもあります。企業が注目している社会課題とプランを掛け合わせる視点はとても重要です。



サウナ付き宿泊プラン

ホテルニューオータニが、祝日限定で販売するプラン。体と心の健康を保つために、サウナを目玉にしています。ハードの面で、同じようなことをできるホテルは限られています。

ハード面はまねできませんが、コンセプトやその根底にある考えを意識して、取り入れることは出来ます。例えば、心と健康を整えることを意識したプランを立ててみることで、そのホテルに合ったプランを作っていくことができると思います。


瀬戸内を味わう“禅”と“カキ”のプラン

GQ JAPANと旅行代理店が主導の国内外の富裕層に向けたプランになっています。お値段がするので、利用される富裕層すごいなと思いました。素直な感想になってしまいました。


ここまでご紹介したプランを簡単にポジショニングマップにまとめるました。

価格を抑えながらも、専門性のあるプランを作ることを目指すことが重要かなと思います。

空白の図 - ポジショニングマップ

上で言ったことと矛盾するように聞こえるかもしれませんが、安売りは禁物です。プランに対して付加価値をつけて、顧客満足度を高めることが重要です。

下の記事のように、アドベンチャーツーリズムのインバウンドでは、大きな消費を生みます。現在は、マイクロツーリズムが主流になっており、海外のお客さんは見込めません。

そのため、すぐに高額な消費は生まれないかと思います。右下のポジションで、アドベンチャーツーリズムへの知識・経験を深めながら、付加価値のあるプランを作っていくことが重要です。


Instagramでホテルのプランを分析

Instagramで、ホテルのプランを分析する投稿を始めました。この時代だからこそ、新しいプランを作っていくことが重要です。こちらの投稿がプランを考える際の参考になれば嬉しいです。


Instagramでホテルの改善案

Instagramでホテルの改善案を横展開するための投稿を始めました。お客さんが少ないときに、改善に取り組むことも重要です。ホテルの改善事例については、観光庁の性先生向上事例集を参考にしています。



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