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猫のお遊び?ノルウェーの猫って面白い遊びをします

ぴったりの写真家イラストが見つからなかったので、まあ一番近そうなものを選びました。猫さんが目玉だけ出して、のぞいているところですが、これは獲物をねらっているところなのでしょうか?

今いる猫はそんなことは一切ないのですが、前の猫、マックは面白い遊びをしていました。私にとっては災難だったのですが。家族のうち私だけが遊びの標的でした。よく私が何かをしていると、思いっきり走って来ては私の足、膝あたりをはたいて逃げていました。時にはかみついていました。あれほどにかみつく猫は後にも先にもマックだけでした。かみつくともう本気で離してくれないくらいで私は痛い目にあっていました。

まあ、これくらいならほかの猫もするかもしれません。ノルウェーの猫特有のものかもしれませんが他のノルウェジアン・フォレスト・キャッツも、走って来てはたく、と言うことはたまにしていました。

さて、マックしかしなかったこと、それは、私がお風呂に入る時のことでした。夏の間なんか、暑いのに外側のドアは締め切ることはないではないですか。すると私がお風呂に入るということを察したマックは、お風呂からずっとまっすぐ向こうに続いている玄関まで行き、そこでスタンバイをする。そしてそこで早くも獲物をねらうライオンのごとくに私の方を伺う、少しずつお風呂に近付黄、外側のドアの向こうから半分だけ目をのぞかせて私を伺う、この写真のようにです。私が内側のお風呂のドアを閉めるか閉めないかで猛ダッシュして飛び込んでくる、その段階ではたくどころか膝にかみつかれていました。

毎日、お風呂に入るたびに、でした。たぶん遊んでいるつもりだったのだと思います。この話を知人にすると猫ごときでも覗かれると・・・といってい

猫の挙動、この写真の方が近いかも・・・ただし花はほとんど見えなくて目だけ見えていました。それにもっと腰をかかめて、本当に獲物をねらっている感じでした。

ました。まあ、家族で私が一番好かれていたのだとは思います。

マックはペットショップでいただいた猫でした。生後ほんの1か月ほどで母親から離されてしまったのか、様々な様々なことを教えてもらっていなくて、手加減して噛むことも知らなかったようです。乳離れなどしていないときに母親から離されてしまった・・・お義母さんのおっぱいが恋しかったのでしょう。我が家にやって来たときには、いえ、それからもずっと自分のおっぱいをちゅぱちゅぱしていました。

ノルウェーの猫って他の猫より腎臓が弱いとかで、マックは我が家に来てたった4年で天国に行ってしまいました。食事もせず、食べられなくてふらふらしていても玄関までお迎えに出てきてくれてました、亡くなった日のお昼も・・・書いていても涙が出てきます・・・いい思い出をいっぱいくれました。

亡くなっても魂は家にいてくれたのかなあ…。亡くなってしばらくしてのことでした。夜中のことでした。2階から階下に降りていたら、私の足の右側を冷たいものが走っていきました、そして、玄関で何かが落ちた音がしました。また、遊んでいたのかと思いました。

ところで、ノルウェーの森の猫って賢いので1930年代くらいまではサーカスの猫だったそうです。森で本当に野生化、と言うか野良猫の猫もそんな毛の長い猫です。ノルウェーでは森でこの猫に会うと幸運がやってくると言い伝えられています。


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