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ロアルド・ダール この作家の作品はお好きですか?

ノルウェーの作家で一番有名なのは『人形の家』を書いたイプセンでしょうか.ほかに『日向丘の少女』を書いたビョルンソン、とか『飢え』を書いたハムソン、とかいずれもノーベル文学賞をもらった作家です。”Hunger”『飢え』はノルウェーに住んでいた時、英語版を読みました。日本の本とか手に入らなかったので、夫の本を読んだのです。

もう、何年前になりますか、高校の数学教師が書いたという『ソフィーの世界』も世界的によく売れた本の様です。この本はノルウェーに帰国した時、
夫の希望で英語版とノルウェー語版を購入しました。

ノルウェーて人口が540万人の国です。で、どうなると思います?需要と供給の関係で、この同じ本が書かれた本国の原語本より英国で発行された英語版の方が安かったのです!

それから、もう一つ余談事ですが、本て同じ題名の本でも英語版より日本語版の方が枚数が少なくて済む・・・要するに薄めの本になる、気がつかれたことがありますか?本当、だから何か一つのことを言うにも英語は2,3、あるいは4,5もの言葉になって長ったらしいことになる。

わが夫と綿h氏の会話も、そんなわけで、その時の都合により英語になったり日本語になったりしています。

さて、本題、ロアルド・ダールのお話です。この作家はノーベル賞作家、K・石黒氏と同じようにお父さんの仕事の関係で幼い時に英国に住むようになり、英国で執筆活動をしていたノルウェー人です。英国の人は英国の作家と呼んだりしているみたいです。

『チャーリーとチョコレート工場』の作者と言えば日本でもよく知られていると思います。

さて、彼の作品の中で私の一番好きなお話を紹介したいと思います。

ある国の国境に近い小さな村で、今、まさに新しいい命が誕生していようとしていました。夫婦にはまだ子供がおらず、彼らには待ちに待った赤ちゃんだったのです。この時を迎えるまで母親になろうとしている女性は、何回も流産をしていました。夫婦共に「この子は」と神に祈っていたのです。

しかしながら、非常な難産でその女性は何時間も苦しんでいました・・・やっと朝方になり、元気な男の子が生まれました。元気な産声を上げていました。そこには幸せいっぱいの家族の姿がありました。

さて、あなたは彼らと一緒にお祝いしますか?あなたも彼らのために幸せですか?

その赤ちゃんはアドルフと名付けられました。

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