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トルコ語はこんなに日本語に似ている!バイリンガルになるにはトルコ語が近道かも!?

今日はどれだけトルコ語が日本語に似ているか、お話したいと思います。

地理的にはトルコ人は、今、アナトリアの地に住んでいますが、ハンガリー人、フィンランド人同様にもとをただせば彼らはアジア人です。ハンガリー人も、フィンランド人も、トルコ人だって今では隣国の人たちとどこが違う?と言うほどの容貌をしています(時にひょっとして日本人?と言うような人をトルコではたまに見かけることがありました)。特にフィンランド人は金髪、碧眼が多いです。ずっと以前、我が家にやってきたフランスの友人はハンガリーの人に時に日本人みたいに切れ長の目名の青い目の人がいたりで、lovelyきれいと言っていました。

しかし、彼らは彼らの子供たちに、ある日、突然、蒙古斑が現れ、病気ではないかと驚くのだそうですよ。

そして、彼ら、この三カ国の人たちが喋る言葉もどことなく日本語の言葉と響きが同じ・・・時に聞こえてくる言葉が全く同じだったりしてびっくりすることがあります。フィンランド語の1,2なんてイクシ、カクシです。この言葉は日本語としては何の数字の意味も成しませんが、そのままの発音でいいのでフィンランド語も日本人には優しく学べるのかなあ、と思ったりします。

トルコの友人宅に滞在中、トルコ語の言葉を聞いた時、日本語に大変以かよっており興味を持ってしまいました。それが始まり、で、彼らと言語についての話が弾んだというわけです。彼女のお兄さんが英語のburnは日本語では何?と聞いてきました。「焼く」、似ていると思ったトルコ語、この言葉が最初でした。トルコ語でもヤク(綴りはyak、最もヤク:薬のように発音しますが)なのです。

他に少し形は変わっていますが、アザ(足)、クツ(箱)、アリ(形は全然違いますが、同様に虫、蜂のことです)、ス(水)、ヒカエシ(控え師)、アタ(頭、頭目)、テッペン(天辺)、シャシ(斜視)、イイ(いい)、ヌル(なる)、カツラ(かぶる)、ゼミン(地面)、ヤマジ(山地)、ムズクル(難しい)、オル(おる、ある)、イ(いる、ある)、アル(得る、取る、買う、受ける)などなどと続きます。以前の記事のヤバンジもありますよね。トルコ建国の父と言われる、アタ・チュルクも、チュルクはトルコのこと、と考えるとすぐにどんな位置の人物かわかります。

夫の義理の兄に一人ハンガリー人がいます。この人にハンガリー語の言葉を聞いてみました。水はトルコ語と同じでス、そして頭はウエとの答えでした。私は妙に納得してしまったのです。フィンランドの国名も彼らはSuomiと言いますが、このsuと言うのは水とか湖と言う意と聞いたことがあります。やはり?それとも偶然でしょうか?

現在のトルコ語はもともと中央アジアで話されていたチュルク諸語から発達してきたものだそうです。11世紀にアナトリアに入ったトルコ諸民族はオスマン帝国時代にもともとのチュルク諸語にアラビア語やペルシア語を取り入れ、トルコ語とオスマン文字を発展させていきました。トルコ共和国成立後は初代大統領アタ・チュルクがラテン文字への文字改革を行い、現代トルコ語を確立させるとともに公用語への移行を推進したということです。友人からは19世紀に多くのフランス語が入ったとも聞きました。

トルコ語は日本人にとって習得しやすい言語ではないでしょうか。語順が日本語と同じ・・・日本語の文章をそのままトルコ語に置き換えれば、ほぼ意味が通じる文章を作り上げることができる、後は書いてあるままに発音すればいい…これは夫の言葉です。

ところで、チュルクと言う言葉には「力強い人、軍団」などの意味があるとか。なぜ、彼らがチュルクと呼ばれるか、に関しては頭にターバンを巻いているから、と言う説も聞いたことがあります。

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