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鏡を手に入れることはミラクルだった?

鏡はいつの時代にも魔法や超自然現象と結び付けられていたようです。

Snow White白雪姫、 Alice in the Looking Glass『鏡の国のアリス』も物語の中で鏡が大きな存在感を示していますよね。

女性にとって自分の姿を見てみたいというのは本能と言ってもいいでしょうか。大昔は石の表面を磨いて自分の姿を映して眺めていた・・・その時代ではstoneは鏡と言う意味を持っていたようです。そして、13世紀ごろになって、初めて金属の表面を磨いて顔や体を映し出すようになったのです。石を磨いてうつしていたころとは段違いの鮮やかさだった。これを mirrorと呼んだのです。そして自分の顔や姿がくっきりと映し出されるのはまさに miracleだと言ったのだった。

歴史で習った銅鏡を私が初めて見たのは韓国に旅した時でした。学生時代にもどこかで目にしたことがあったのかもしれませんが、学校の旅行か何かで博物館に行き目にしたときにはほかにももっと重要な見るべきものがあったのか、銅鏡に関してはハタと記憶がないのです。韓国に初めて行った時、じっくり見ることができたのを覚えています。

それにしても鏡がない世界なんてを想像もつかないですよね。今じゃあ、医学だって内視鏡なんて言うものまで使っているんだから。

この写真のお猿さんは鏡の中の自分を認識しているのでしょうか?皆さんの猫さんや犬さんはいかかですか?

我が家の猫はそれぞれ何かがうつっていると認識している猫、しているようには思えない猫など様々でした。今の猫さんは私が鏡の中に見えると、私のことは分かっているようですが、自分自身のことはさっぱりなようです。

以前、鏡に映りこんだ自分自身に猛烈に怒りだした猫がいました。猫の性格も様々、頭の方も様々で、夫はその猫が一番賢くなかったというのですがどうでしょうか。この判断正しいですか?もしそうなら、鏡の中に自分を、猫を見出す猫は賢くない、と言えるのでしょうか?

夫の言っていることも一理あるのです。猫がいるとき、小鳥(その事件が起こった時はセキセイインコ)も飼っていたのですが、鳥かごから逃げ出した取りを見つけたのはいいですが(階下でバサバサとは音がしていたのです)、その猫は階段を一目さんに駆け下りたと思ったら、すぐ取りを捕まえてご主人様(夫)のところへ。そして、夫の足元にその鳥を置きました。プレゼントのつもりです。

しかし、鳥は噛まれて血が出ているやらで死んでいました。手加減しない猫でした。

もう一度他の猫(これは優しい猫でした。どんな生き物、ネズミさえお友達と言う感じでした)が同様なことをしたのですが、この猫はちゃんと口に同じようにくわえて夫のところに持ってきたものの、鳥は死んではいませんでした。

まあ、ペットたちってそれぞれに個性がありますよね、一緒にいてて楽しいです。

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