見出し画像

レディの虫 Lady bug どうしてこんな名前になったのでしょう?

lady bugてテントウムシのことです。このLadyとは our lady聖母マリアのこと。テントウムシが ladybugと呼ばれるようになった背景には、次のような由来があります。

むかし、殺人の罪に問われた無実の男が死刑執行のために引き出された。その時、自分の目の前にいたテントウムシをそっとその男はそれをつまんで逃がしてやった。すると、そのテントウムシはそばにいた別の男の手に飛んでいき、とまったのだが、その男に叩き潰されてしまった。それを見ていた領主はふと疑念を持った。そして、テントウムシを殺した男を問いただした。すると、その男は殺人の真犯人であることを白状し、テントオウムシを逃がした男は無実だということが分かったのだった。ずっと以前、『世界不思議発見』で流れていましたね。

この説話からテントウムシは聖母マリア様が無実の人を救うために遣わした虫だというので、our Lady's bugと呼ばれるようになったと言われています。

日本語のテントウムシもこの説話がもとになっているとかです。キリスト教が日本に入ってきた時代の日本人はこの説話を聞いて天童虫と呼ぶようになったのだと言います。

イギリスではladybug とは言わずladybirdと言っています。

下の写真はテントウムシ模様がデザインされた(私が勝手にそう思っている)カボチャ、直島のオブジェです。直島の港に着くとまずこのオブジェが見えてきます。この巨大かぼちゃのk中に入ることができまうs。

直島には一昨年行ってみました。岡山の港からフェリーで行ったのですが、岡山からの方が近いのに実際には香川県の島です。島に着くと香川ナンバーの車が走っていて、えっ?と思ってしまいました。

私は岡山出身です。私が幼い時にはこの島って何の変哲もない漁民の島だったのに、今じゃあ海外からもすごい団体客が押し寄せています。中国とかだけでなく、ヨーロッパの人たちも…。フランス語やドイツ語など各国の言葉が行きかっていました。彼らの貸しきりのバスだって美術館、ホテルなどに向かって走っていました。島にはモダンなホテルだってあります。

このオブジェだけではなく島中にオブジェがあり美術館とかもあります。ベネッセはもともとは岡山の会社ですが、その会社が力を入れてこの島をここまで有名にしていったようです。

夫に何でこんな島がこんなに人を集めるんだろう?て聞いてみたのです。だって美術館とかは海外の絵とかも置いているので、それだけのものならわざわざ日本へ、直島へ来る人用がない、と思ってしまったのです。夫曰く、ヨーロッパ人たちにとって瀬戸内海は大変ユニークなところだそうです。内海ですものね。

日本はもっと観光事業に力を入れるべきだと夫は言っています。何かうまくやっていない。非常に残念なことだと思います。お客様を呼び寄せることのできるものはこんなに山ほどそろっているのに…。我が町の産業を誰も何とかしようとしない。この姿勢日本全国同じと言うことですか?

タイは一村一品運動を前国王自ら先導し、これまでの世界的な観光立国にしたようです。一村一品運動ってもともとは四国の大学の教授だったかが提唱しだした運動だったそうですが。日本は遅れている、残念です。

自然界にはこんなかわいい虫ばかりではなくできたら日々見たくない虫も存在します。これから暑くなるとともにその数も増えてくる、そんな虫何かいなくなれば、と思ったりもしますが、地球上の虫の数は全体の80%もの量を占めているのだそうです。あとの20%の中に人間も含まれているわけですが、そう簡単にこの生き物のパーセンテージが変わってしまっては人間の命さえ危なくなってくるそうです。バランスが保たれているということです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?