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ドルはもともとボヘミア地方の通貨だった ドルはたんす預金でもよかったですね!

ドルは世界で一番強い通貨でしょうか。アメリカの通貨として誰もが知っているドルですが、もともとドルはアメリカで最初に使われた通貨単位ではなかったのです。

16世紀ヨーロッパで通用していた銀貨はボヘミアの一地方、ヨアヒムスタールで鋳造されていました。そのため銀貨は最初ヨアヒムターラーと呼ばれていたのですが、やがて短縮されてthalerとなり、やがてdollarとなったのです。

ドル記号の$はスペイン王フェリペ5世の王紋で、ヘラクレスの2本の柱、つまりジブラルタルと対岸のSeutaをつなぐリボンと考えられています。このドルがアメリカの正式通貨となったのは1791年のことだったそうです。

それにしてもアメリカのお札って全部色が同じで、ずっと絵柄が変わらなくて偽札が一番多いと聞くのに、これから先も変えないのでしょうか。世界で一番通用しているお金であるからこそ、それは不可能ってこともいえるのでしょうか。ノルウェーなんてかなり頻繁に変えています。 black moneyを阻止するためと言うのが理由と言うことですが、どうなんでしょうか。

ちなみにタールとは洞窟のことです。ネアンデルタールも同じです。

それにして円安はどこまで行くのでしょうか。まさか数十年前と同じに戻ることはないとは思いますが・・・。私が初めてハワイに旅した五十数年前はまだ1ドル360円の時代でした。1週間ほどの旅で16万円ほどJTBに払いました。考えてみるとよくも・・・と思います。

私がはじめてヨーロッパに行ったときは、そのハワイ旅行から数年たっていた時ですが、ドルは170円くらいでした。日本―ヨーロッパ間のチケットは片道ノーマル切符で26万円くらい支払いました。実に私の数か月分の会社勤めのお給料でした!

ところで余談事ですがノーマルチケットってご存じですか。そのものずばりで割引なしの料金ですが、ヨーロッパから日本へのチケットとすると、最長の設定でも最短でも同料金。しかし、例えば最長のロンドンからだと途中パリ、ローマ、アンカラ、ニューデーリー、バンコク、などなどと降り立っても別料金は発生しないのです。夫も日本での留学を終え、ノルウェーに帰る時このチケットだったため途中あちこち寄りました。で、イタリアのジェノバでスリにあったため、そのさきは切り上げてさっさと国に帰ったというわけです。今も同じようなシステムがあるのかどうかは分かりませんが。

なんだかんだ言っても今はいい時代ですよね。海外旅行もあの頃に比べると随分安くなりました。

このドル高でいいことも我が家はあるのです。夫のノルウェーから送られてくる年金がその影響で日本円にかえると随分違います。

ところで日本の銀行は銀行に預金しているお金は1000万円まで保証してくれるそうですが、外貨で預金している場合はその保証はないそうです。


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