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【起業あるある】最初に手にした給与は忘れられない

2016年、7月にホテル、民泊事業で起業。
その3ヶ月後に初めての給与を手にした。
この時の感動は計り知れなく5年前の今でも鮮明に記憶に残っている。

初めて手にした給与は50万円。
まだ会社の口座がなく個人の口座にお客さんから入金があって
いろんな業者さんに支払い終わっても現金が残っている!!!!!
やっと給与が取れる!!!


速攻で会社の目の前にあったミニストップのATMに走っていった。
一緒に起業したY君の分と合わせて100万円を現金でおろしてきて、
誰かに取られないようにめっちゃ注意していたのを思い出す。


100万円を手にしてY君に『ここに100万円あるぞ!!!!給料だ!!!』と
言って1万円で購入した一番でかいテーブルに
100万円を乗っけて50万円づつ分けた。
50万円を現金で見たことがない訳じゃないし、
50万円あればなんでもできるとも思っていなかったけど、
2人で何回も数えて安堵したのを覚えてる。

2人ですぐミニストップに向かってコンビニで買いたいものを全部買った。
ハンバーグ弁当、コーラ、サンドイッチ、お菓子、、、
1万円分ぐらい買ってやろうかと思ってたけど、
実際2000円ぐらいしか使えなかったなーw


とりあえず腹一杯にしてそこからすぐにカードの支払いという現実を
突きつけられたww
カードでキャッシュフローを遅らせて暮らしていたので
20万円すぐ払わないといけなくて払いたくなかったけど払った。
来月はもっと残るように頑張ると心に誓って仕事に戻った。


この頃の生活は今考えると劣悪すぎて笑えてくる。
当時のスケジュールはこんな感じ。

9時   事務所の椅子で起床
10時  ホテルの清掃(1件目)
11時  移動
12時  ホテルの清掃(2件目)
13時  移動
14時  ホテルの清掃(3件目)
15時  移動
16時  ホテルの清掃(4件目)
17時  移動
18時〜22時 お客さんのメール対応
23時〜26時 明日の準備と営業メール
26時〜29時 近くの居酒屋でベロベロまで飲む
29時     事務所に戻って椅子で寝る

起業の教訓

起業をする方はこのくらい軽くやってやるよっていうぐらいの覚悟を
持ってやった方がいいと思う。
ここまで突き詰めなくてもいいと思うが、これくらいの覚悟は必要だ。
私も本当に人脈もない、お金もない、仕事もない状態から始めたら
本当に寝る時間もないし、人生の全てを注ぎ込まないとうまくいかない。
あとは絶対に人生変えてやるって思い。
これだけは強烈に持っていないとやりきれないと思う。
あとは重要なのは仲間だと思う。
あの時に1人で起業していたらあそこまでのパワーを
断続的に出し続けることはできなかったと思う。
仲間は本当に大切。1人で起業した方が気が楽かもしれないけど、
私は仲間との起業をお勧めする。
意見の食い違いや、根本の方向性の違いなどがあるのでストレスはあるが
協力してやれば1+1が3や4にもなると思うのでお勧め。

“早く行きたいなら1人でいけ。遠くに行きたいならみんなでいけ。”

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