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【結起承転結を意識せよ】起承転結では言いたいことが伝わらない!?

こんにちは、勇太です!!

今回は、「文章を書く時は結起承転結を意識せよ」という話をしていきます。


「結起承転結ってなんだよ」とか、

「普通起承転結だろ」という声が聞こえてきそうですが、ちょっと待ってください。

実は分かりやすい文章を書くためには、「起承転結」では少し足りなくて、「結起承転結」にする必要があるんですよ。


なので今回は、「結起承転結の流れで文章を書いた方が分かりやすいよ」という話をします。

ちなみにこの記事の、この導入部分は、結起承転結の「最初の結」に当たります。


なぜ起承転結ではダメなのか?

「結起承転結」の重要性を話す前に、まずは、起承転結ではダメな理由から話します。


よく、「分かりやすく伝えるためには起承転結を意識せよ」ということを、聞くと思います。

学校でも起承転結と習うし、色々なところで起承転結と聞くので、一見起承転結で合っているようにも思えます。

しかし、実は起承転結では良くないんですよ。


それは、「読者が話の流れを理解できなくなるから」です。


例えばなんですけれど、この記事の冒頭で僕は、

「文章を書く時は、結起承転結を意識せよ」と言いましたよね。


しかし、もしも、この部分の説明が一切なく、この記事をいきなり

「なぜ起承転結ではダメなのか?」という説明から始めたら。

「なんで起承転結がダメな理由を聞かないといけないの?」

と感じてしまい、文章を最後まで読んでくれない可能性が出てきてしまうんですね。

もしくは、「結起承転結が良い理由を理解出来ない」まま終わってしまうということも十分にあり得ます。


つまり、「読み手が、話の内容を理解できなくなってしまう」のです。


結起承転結で書けば読者が理解しやすくなる

しかし、結起承転結を使って書けば、「読者が理解できなくなる」という事態を回避することができます。

なぜなら、一番最初に「この記事で話すことの前提を共有しているから」です。


今回の例で言えば、「結起承転結の流れで文章を書いた方が分かりやすい」という前提を共有しているから、

「起承転結ではダメなんだ」とか「起承転結の方が分かりやすいんだ」ということがすんなりと頭に入ると思うんですね。

つまり、「読者が話の流れを理解できる」ようになるのです。


あと、話の流れが理解しやすくなるので、「読み手が文章を早く読むことが出来てストレスが減る」という効果にも期待できます。


話の流れ(全体像)を先に知れば読み手が圧倒的に理解しやすくなるので、文章を書く時は是非「結論を先に言う」ということを意識してみましょう。


結起承転結は様々な場面で使える

結起承転結が使えるのは、文章を書く時だけではありません。

例えば、プレゼンをする時や、会話をする時にも使えます。


あなたがもし誰かに何かを伝えたいのなら、

「まずはあなたの話を聞きたいと思ってもらう」必要があるんですね。

なぜならば、「最初に、相手に聞きたいと思ってもらえないと、あなたがどれだけいい話をしても、覚えてもらえない」からです。


いくら、的を得た結論でしめたところで、

「えっ、今何の話を聞いていたんだっけ?」となるのがオチ。


そうならないためには、最初にこの話を聞くことのメリットを話せば良いのです。

つまり結論ですね。

結論から話すことで、相手に「この話を聞いてどうなるのか」ということや「何に注意して話を聞けばいいのか」が分かるので、あなたの話がすんなりと頭に入るようになります。


例えばあなたが、「半年間で30キロのダイエットに成功した」ということを話したいのなら、

最初に「俺(私)半年間で30キロのダイエットに成功したんだよね」と言えば、

「えっ、スゴイね」とか「ぜひその話聞きたいな」と思ってもらえるんですよ。

その結果、あなたの話に真剣に耳を傾けてもらえるのです。


しかし、もしも最初に「30キロ痩せた」という話をせず、

いきなりダイエット方法から語り始めて、最後に「半年で30キロ痩せた」という話をしたところで、

スゴイねとは思ってもらえても、それまでの話は頭の中に残っていません。


だから、結論から話すことは重要なのです。


まとめ:文章書く時は結起承転結を意識すべし!!

文章を書く時は、結論を先に言いましょう。

その方が、読み手が話の流れを理解できるようになるので、文章を読み終わった後の理解度が遥かに高まります。


逆に結論から話さないと、相手が「この人は何の話をするのだろう?」と疑問を持ったまま読み進めることになってしまうので、なかなかあなたの話が入ってきません。

最悪の場合、途中で離脱されてしまうでしょう。

だから、結論を先にいうことは重要なのです。


そしてこれは、文章を書く時だけでなく、プレゼンをする時や、会話する時にも使えます。

ぜひ、「結論から話す」ということを意識してみてくださいね。

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