尾張の始祖として1,100年以上にわたり佇む「針名神社」!
今回は、愛知県名古屋市天白区にある「針名神社」へ参拝しました!
住宅街に囲まれた杜の中にひっそりと佇む神社です。
主祭神である『尾治針名根連命』は、天照大神の孫である天火明命の14代後の孫。
そして、『尾治針名根連命』の大叔母の宮簀媛命は、熱田神宮の主祭神である日本武尊の妻。
宮簀媛命も日本武尊もどちらも熱田神宮に祀られている神様です。
宮簀媛命に関しては、熱田神宮の起源となる草薙剣を熱田の地に祀った神様とされていますね!
つまり、伊勢神宮と熱田神宮ともつながりのある神社なのだそうです。
前説が長くなりましたが、本日はそんな「針名神社」への参拝記録です。
針名神社のご祭神・ご神徳
針名神社に祀られている神様と、そのご神徳をご紹介!
公式サイトを参考にしていますので、詳しく知りたい方は以下のURLへ移動してください。
ご祭神
本殿・相殿の神様のご神徳は、境内にも掲示されています。
針名神社へ参拝!
針名神社へ到着して最初に印象に残ったのは、障がい者やベビーカーの方にも優しい神社だということです。
西参道の鳥居の前には、スロープが設けられていて、車椅子の方や足腰が弱い方・ベビーカーを引いている方でも参拝しやすい造りになっていました。
スロープを上がり、大鳥居をぐぐって参拝していきます!
鳥居をくぐると、少しカーブがかった参道が続いていました。
参道には、針名神社に関する豆知識がクイズ形式で掲示されていて、参道を歩きながら針名神社や行事に関する知識を深められる工夫がされています。
山道の途中に手水舎があったので、まずは手と口を清めます!
手水舎は、近づくと水が流れ出すセンサー式。珍しい!
車椅子の方用のスペースもありました。
さまざまな県の神社に参拝してきましたが、初めて見ました。
手水舎で清めてから、また参道を進んでいくと立派な神門があります。
神門で一礼をし、本殿へ向かいます!
日頃の感謝・参拝できたことへの感謝・自分の目標などをお伝えしました。
本殿の後は、末社を順番に参拝。
まずは、須佐之男命を祀る『天王社』です。
続いて、菅原道真公を祀る『針名天神社』…
天王社と針名天神社は、横に並んで建てられています。
そして、6柱の神様を祀る『神明社』…
厳密には、6つのお社が祀られています。
最後に、宇賀能美多麻神を祀る『針名稲荷社』を参拝。
立派な千本鳥居をくぐって進むと、奥にひっそりと針名稲荷社が佇んでいます。
この鳥居をくぐった瞬間に、別世界へ入ったような不思議な感覚に陥りました。
しかも、不思議と参拝客が誰一人と入ってこない…
そのため、じっくりと手を合わせることができました。
お祈りをすると、急に風が吹いて周りの竹藪がザーっと音を立て始めたので、歓迎していただいているのだと思い感謝の気持ちをお伝えしました。
その後は、参道を戻り針名神社を後にしました。
そして、周辺のお寺や神社も参拝。
周辺のお寺や神社は別の記事でご紹介しますので、もしよければそちらも読んでみてください!
まとめ
今回は、針名神社への参拝記録でした。
駐車場が結構広いので、車で行くのにとても便利だと思います。
また電車で向かう場合は、名古屋市営地下鉄鶴舞線「平針駅」から徒歩15分でたどり着けます。
住宅街の中にあるので、少しわかりにくいかもしれません。
Google mapやナビを活用して向かうことをおすすめします。
編集後記
この記事を書いていて気づいたことがありました。
今回針名神社で一番長く手を合わせたのは、最後の針名稲荷社。
そして、ご神徳は「商売繁盛・芸能上達・社運隆昌」。
針名神社と、その周辺のお寺や神社を参拝した後は、車で10分ほどの場所にある「プライムツリー赤池」というショッピングモールにお昼ご飯を食べに行きました。
すると、ちょうどアイドルグループのイベントがやっていて、かなりの人で賑わっていました。
針名稲荷社のご神徳の一つに、芸能上達というご利益があります。
アイドル=芸能…
これは神様からのサインだったのだと、記事を書きながら気づきました。
「神様、気づくのが遅くてすみません…気づかせていただきありがとうございます」
今回もとても不思議な体験ができたことに、感謝です!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
針名神社について
住所
〒468-0021 愛知県名古屋市天白区天白町大字平針字大根ケ越175
ご祭神
【主祭神】
尾治針名根連命
【相殿神】
大己貴命(大國主命)
少彦名神
応神天皇(品陀和気命)
【天王社】
建速須佐之男命
【針名天神社】
菅原道真公
【神明社】
天照大御神
鵜葺草葺不合神
菊理比売神
大物主神
大山祇神
豊受毘売神
【針名稲荷社】
宇賀能美多麻神
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