厚底カーボンシューズの使い道
こんにちは!2本目の投稿になります!
前回投稿の北九州マラソンの記事読んで頂いた方、ありがとうございました!多くの方に届き、ツイッターのフォロワーも伸びたのでとても驚いております、、
noteのプロフィールにもツイッターのアカウントをタグ付けたので、ぜひそっちのほうもよろしくお願いします!!
さて、今回のテーマは「厚底カーボンシューズ」について。当たり前かつ必須となりつつありますが、ポイント練習の時にしか使われていない方も多いのではないでしょうか。定価は高いのに、レース用として引退させた後の使い道は練習用なんて正直もったいないです。。現在レース・練習含め使用中の厚底カーボンは4足、アッパーの破れ等履き潰したものが2足あります。
このnoteでは、自分なりの厚底カーボンシューズをフル活用する方法をまとめていきたいと思います!
本命レースの勝負シューズとして
これは当たり前すぎますよね。笑
書くか迷うくらいでしたが一応。
ワークアウト用に降格させる
「レーシングとしては物足りなくなってきて、1足買い足した。ポイント練習で新品はもったいないので、馴染むまで履いたら元レーシングにて強度を上げてた練習をこなす」「本番想定の練習だから着用予定のものを使う」
これもあるあるですよね。
ただ、個人的には何でもかんでも1足で履きまわすのはお勧めしません。同じクッション材の刺激に慣れるよりも、感覚の違うシューズを使ったほうが練習の効果だけではなく筋肉への刺激のマンネリ化を回避できると思います。(ちなみに自分はワークアウトの時は試合用含めスパイク5足、シューズ4足履き分けています)
マラソンメインの方でスピード練習が必要になるであろうサブエガくらいのレベルの方はスパイク込み3足あるといいと思います!
ロングランに
週間ボリュームに対して無理のあるボリュームのロングランを詰めたいとき、ありますよね。特にシーズン中。ミドルのレースと5000を両立させたいときや走り込みの時に使います。そんな時にジョグ用ではなく、レース用から引退させたものを使ってロングジョグをします。シンプルに動きにゆとりも出せるし、疲労も抑えられます。ただここでは本番用ではなく、へたってきたなーくらいの状態の方がいいかなと思います。しっかり反発強めのものを履いて、テンション上がって負荷上げすぎちゃうと元も子もないですので。しっかりコントロールできることが前提です。
テーパリング最終段階でのジョグで
ここからがおそらく自分しかしてないんじゃないかなーという使い方です。
特にトラックレースの前日前々日によくやります。シンプルにテンション上がるし、自然と低い心拍数でもペース出ちゃいます。試合になると激よわになる豆腐メンタルなので「如何に調子いいと思い込ませるか勝負」な部分もあります。そんなときに厚底カーボンに頼って、「いつもとペース変わらないのに心拍数も努力感も低い!」とメンタルをいい方向にもっていきます。疲労感も抑えられるし、しっかり体をコントロールしないとジョグくらいのペースなら動かしすぎるので体との対話が必要になります。試合前にレースペースを決めたり状態の最終確認としての位置づけです。
ミドル系ワークアウトのアップで
特にスピードに苦手意識のある方やマルチに中距離からマラソンまで走られている方にオススメ。
久々にミドルの練習をするとき、なんとなくスパイクのリズムが掴めなかったりスタミナタイプでスピードを課題と感じている方多くいるのではないでしょうか。是非がっつりスピードを出すときのアップジョグで厚底カーボン履いてみてください。厚底カーボンって良くも悪くもリズム取りやすいですよね。これを活かして、アップからしっかりリズムを意識しほぼ強制的に体を弾ませる感覚に持っていきましょう。そのままスパイクに履き替えてワークアウト。ゆっくりのアップよりも動きギャップが少なくなり、イメージが掴みやすく移行もスムーズになると思います!
ミドル系のワークアウトのときのアップは以下の順
Walk : 上半身ほぐしながら1㎞ほど
Drill : ダイナミックストレッチを中心に可動域を広げる(ここまでは接地感のある、もしくは反発が控えめなシューズで。体の感覚重視)
Jog : ビルドアップで2~3㎞のことが多いです。
5’00~3’30くらいまで上がります。
→ここから厚底カーボン投入!
流し : ワークアウトの設定くらいで200m数本、レぺの時は100mを3本くらい8~9割ほどの出力で。
シューズを履き替え再度流し。こちらは距離は適当ですが、動き重視です。
まとめ
今回は自分が行っている厚底カーボンシューズの使用方法について紹介しました。参考になると嬉しいです!
話は少し変わりますが、大迫傑さんがYouTubeで東京マラソン前のインタビュー動画をアップしてました。その中で「マラソンはバランスよくスピードも持久力も必要」との内容がありました。マラソンを主戦場にしながらトラックにチャレンジされている方、完全に異種目なので苦しむ部分も多いと思います。そんなランナーにこのnoteが届き、質の向上につながればと思います。
それではこの辺で。ありがとうございました!!
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