見出し画像

#3 趣味嗜好の正体

こんにちは!CHIMNEY COFFEE(チムニーコーヒー)の前谷優太です。
主にフランチャイズや法人事業、財務を担当しております。

前回に引き続き、
ラオスに行って知ったこと、学んだことを話していきたいと思います。
今回のテーマは、【趣味嗜好の正体】です。

ラオスで出会ったプロフェッショナル


ラオスでコーヒー農家を回る中で、「Jhai Coffee」というカフェにお邪魔しました。
オーナーの「ジャッキーさん」は、コーヒー農園やカフェの経営者と、世界を旅する旅人2つの顔を持っています。
2004年から日本の「KALDI(カルディ)」とも取引を行っており、1度に卸すコーヒー豆の量は40tを超えるとのことでした。衝撃です。

ラオスコーヒーに付いて教えてくれている「ジャッキーさん(右上)」

そんなジャッキーさんは、日本から来た僕たちにとても優しく、しかも丁寧にコーヒーのこと、ラオスのコーヒー農園事情、ラオスの経済について教えてくれました。

歴史を知ると味も変わる


そんなジャッキーさんに話を聞いた上で、感じたことがあります。
コーヒーの詳細な精製の話や歴史を聞いたあとに飲んだコーヒーが、以前に飲んだときよりも美味しく感じたんです!!!

私達のもとにコーヒーが届くまでには、多くの人が関わっているわけですが、それらをリアルに「見て」、「学び」、「感じる」ことで味が激変するわけです。
ハニー製法という方法で作られたアラビカ種ティピカのコーヒーは普段よりフルーティな匂いを感じましたし
カフェインが他の種に比べて2倍含まれているロブスタ種のコーヒーは、普段より強く、重い味に感じました。

ラオスコーヒー飲み比べ

この感覚を、文章だけで皆さんに伝えることはかなり難しいと思うのですが、このような体験が実は皆さんの日常生活にもたくさんあるのではないかと思うんです。

僕が、歴史を知ることで好きになったもの


例えば、映画。
普通に映画を見たときと、
出演者や監督を知っていたり、人に激推しされた映画を見たときでは
おもしろさが大きく代わりませんか?

アベンジャーズ

僕は、もともと「アベンジャーズ」作品をほぼ見たことがなかったです。
正確に言うと、見たことあるけど感想は
「毎回同じ展開(日常に理不尽な驚異が訪れて、ヒーローが解決する)で、あまり面白くない」
だったわけです。
しかし、昨年の春頃にCHIMNEY COFFEEの仲間であるひめちゃんから
「アベンジャーズを絶対に見てみてほしい!アイアンマンを演じているロバート・ダウニー・ジュニアは〜〜で、マイティ・ソーはめちゃくちゃかっこいいんだけど、ユーモアにも溢れていて、こんなシーンでは〜〜で、、、。」と力説されました。
さすが役者、とにかく熱が半端ないです笑
「そこまでいうなら、、」
と見始めたら最後、アベンジャーズ作品の大ファンになってしまい
いったんの区切りを迎える「アベンジャー・ズエンドゲーム」までの22作品を2ヶ月くらいで全部見てしまいました笑
見た映画は同じはずなのに、彼女の話を聞く前と後では感じ方が180度変わったわけです!!!

自宅にアベンジャーズのポスターを貼るほど大好きです!

趣味嗜好の正体


話がだいぶそれてしまいましたが、
「音楽」「ドラマ」「サウナ」「読書」「食べ物」「仕事」「家族」
それぞれ、皆さんが人よりも熱狂しているものの裏側には「歴史」が存在していると思います。
「歴史」つまりは、成り立ちや経緯・知識・体験をどれだけ持っているかが、その人の「趣味嗜好」を決定づけているわけです。
なんてったって、歴史を知っているかどうかで感じ方・捉え方がこんなにも変わるのですから!
コーヒーが好きな人と、そうでない人とでは、そもそも感じている味が違うわけです。
うまく伝えられたか少し不安ですが、こうして僕は「コーヒー」がより一層好きになりました。

コーヒーの味をしみじみ感じている前谷

『CHIMNEY COFFEE BASE』とは


そんな僕たちCHIMNEY COFFEEは、2023年2月2日より
"NFTを用いた海外のコーヒー農家支援プロジェクト"
『CHIMNEY COFFEE BASE』を始動いたします。

今世界中のコーヒー農家では、生活的困窮等をキッカケとした品質の低下や収穫量の減少により、さらなる困窮が訪れるという負の連鎖が数多く起こっています。
我々は、そんな負の連鎖を断ち切り高品質で高効率なコーヒー農園の運営を実現させ、コーヒー農家で働くひとりひとりが安定で不安のない生活を送ることができる世界を目指します。

~2023 0205~
現在99名の方にご支援頂いております!
本当にありがとうございます!
未来のコーヒーのために、コーヒー生産者のために、CHIMNEY COFFEEは「継続的なコーヒー農家の支援」を真剣に誠実に行っていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?