こうの佑太

アフリカ太鼓奏者 遊唄 http://yuta-perc.com/ 手織と暮らし YU…

こうの佑太

アフリカ太鼓奏者 遊唄 http://yuta-perc.com/ 手織と暮らし YUTA RIVERS https://yutarivers.com/ アフリカの太鼓を叩いて手織りをして、写真を撮ってリフォーム大工もしてます。

最近の記事

自分の幸せを他人の手に渡さないこと

自分が好きで選んだことをやっていても 忙しくなったり疲れたりすると 感情は狭くなり、今まで満ち足りていたことが足りないかのように勘違いし、そればかりに目が行くようになる そしてその空白と勘違いしてる部分を、他人の優しさで埋めようとする あなたがこうしてくれたら幸せ してくれなかったら不幸せ それって、自分が一番嫌いな人間と同じことをやっていないか よくよく振り返ること 自分の幸せを他人の手に渡さないこと どんなに近い身内でも、暴言を吐かれるような相手にまで優しくする義理は無い

    • 他人の人生に口出ししない

      他人の人生にとやかく口を出したがる人間が多過ぎる… 俺は男だし、そういう雰囲気になったらさっさと逃げるから言われる回数は少ない方だと思うけど、女性は結婚や子どもの事とかも含めあれこれ何度も言われてるんだろうな…(今回も自分ではなく妻が言われたのだが)。 あなたの言う通りにして上手くいかなかったら補償してくれるの?お金出してくれるの? 口を出すなら金を出せ。金を出さないなら口を出すな。ま、お金もらっても言うこと聞かないけどね。   俺のやっている事は、お金のために嫌なことを我慢

        • なんでもない日課、かけがえのない時間

          風呂上がりに、子どもとキッチンのカウンターで乾杯して水を飲む。 なんでもない日課なんだけど、大好きな時間。

        自分の幸せを他人の手に渡さないこと

          子育ての目的は、「子どもの自立」 それだけ

          この間まで横で手を繋いでいた子ども達だが、最近は後ろ姿の写真が多くなってきた。これが子どもの成長ということなのかもしれない。 子育ての目的はただひとつ、「子どもの自立」それだけだ。 親が子どもを使って自己実現しようとしたり、親の利益のために飼い殺しするようなものではない。 子どもの自立のため、それは子どもが社会の中で生きていくためだ。 どれだけ逃げても、社会の中で生きていくことからだけは逃れられない。それはただの現実逃避なのだ。 2年前に独立して個人で活動していても、むし

          子育ての目的は、「子どもの自立」 それだけ

          目に見えないものの原価、そして想像力

          ボランティアでやっているわけではないから、仕事としてやる以上やることが増えたり拘束時間が増えれば金額は増える、逆に金額はこれでと言われればそれに合わせた時間と内容でやる。 気持ちの面で全力でやることには何も変わりない。 これって普通のことだと思うんだけど、それに対して「金額によってそうやって手を抜くんですね!」と言われても…ねえ。 レストランで1500円の単品ランチを1000円に値切った上に、「ドリンクとデザートも付けて!」って誰もやらないでしょう。 でも不思議と音楽ってこ

          目に見えないものの原価、そして想像力

          「老婆心ながら」「あなたのためを思って」という話で、まともな話だったためしがない。

          「老婆心ながら」「あなたのためを思って」という話で、まともな話だったためしがない。

          障害者だろうが健常者だろうが、お年寄りだろうが子どもだろうが

          患者だろうが、障害者だろうが健常者だろうが、お年寄りだろうが子どもだろうが。 いい人はいい人だし、悪い人は悪い人。 好きな人は好き、嫌いな人は嫌い。 ただそれだけ。 寄り添うとか、あなたのためにとか言われても、結局それって相手を自分より下に見てるんじゃないのかなって思う。 僕はただ対等に、一緒に楽しみたいだけ。 ただ出会うだけでもけっこうな確率なのに、一緒に太鼓を叩いたり仕事をしたり、そんなことってめったにないことでしょう。 その貴重な喜びを、ただ分かち合いたいだけなんです

          障害者だろうが健常者だろうが、お年寄りだろうが子どもだろうが

          繊細さを守るための、少しの強さ

          いいものをつくるには、いい音楽を演奏するには、繊細さが必要だ。 同時にそれを守るための、押し殺さずに済むための少しの強さも必要なんだと思う。 それは嫌な場所から逃げる勇気だったり、孤独を楽しむ心持ちだったり、尊敬のない依頼にNOを伝えることや、自分のやりたいことを伝える意志だったりする。

          繊細さを守るための、少しの強さ

          嫌なことを我慢することが「仕事」ではない

          先日はかすみがうら市内の小学校にて、卒業式の撮影の仕事でした。 子ども達の通う保育園で毎年卒園式の撮影をさせてもらっているんですが、印刷を依頼している地元の写真館の方が僕の撮った写真を気に入ってくれて、今日の撮影を誘ってくれました。 どこからどう繋がるか分かりませんね。ありがたいです。   アフリカ太鼓、手織り、リフォーム大工、そして写真… もはや本当に何をやっている人か分からなくなってきましたが、こんな生き方をしてる人がいてもいいんじゃないかなと思ってます。 世間の大きな本

          嫌なことを我慢することが「仕事」ではない

          不安が攻撃性をつくる、安心が平和をつくる。

          もう先月のことだが、友人の中和田さんが主催するビーチクリーンへ参加してきました。 僕は常々、自分にできる平和活動は自分の身の回りを平和にすることだと思っているけれど、そんなことは軽々と飛び越えてどこかの国では戦争や紛争が始まったりする。そして僕の知らないところで辛い出来事はたくさん起こっている。 そんなことを考えていると心が無力感でいっぱいになってしまうので、今回は少しでも世界へつながることを…という思いで参加してきました。 話で聞いていた以上のゴミの数、拾っても拾っても切

          不安が攻撃性をつくる、安心が平和をつくる。

          手でつくること。無駄にしないこと。

          個展4日目が終わりました。ちょうど会期の半分。 まだ終わってないけど、今回個展をやって本当に良かったと思っている。 自分の手で作ったものでみんなが喜んでくれることが、こんなにも自分の喜びに繋がるのだということを毎日実感できたから。 大先輩の靴デザイナーの友人が「展示会はみんなに褒めてもらえる、ボーナスタイムだからね」と言っていて、まさにその通りだなと思う。 「きれいだね」「素敵だね」「え!これも作ったの!?」見てくれたみなさんの反応が、嬉しそうにどれにしようか悩む姿が、「これ

          手でつくること。無駄にしないこと。

          手織と暮らし展「ぼくをつくっているもの」

          手織と暮らし展「ぼくをつくっているもの」絶賛開催中です。 会期は11/27(土)まで。 ブランドYUTA RIVERSのホームページもできました。 https://yutarivers.com/ 友人のフォトグラファー atakamaki photography https://151truevine.wixsite.com/less-is-more が来場し写真を撮ってくれたので、会場の雰囲気が分かるようなものを載せていきますね。 僕が着ているのは自分で織ったラム

          手織と暮らし展「ぼくをつくっているもの」

          退職、そして大工へ。

          まさか自分が屋根の上で丸ノコをぶん回す日が来るとは、人生って面白いなあとしみじみ感じています。 8月末で父の会社を退職しました。父のドロドロなプライベートに巻き込まれ、それが仕事にも影響が出てきて苦しみもがいていたここ数年…やっと踏ん切りがつきました。 ただ実力的にも時代のタイミング的にも、今やっている音楽だけで生計を立てるのは厳しい、手織も仕事にしたいがまだ始めたばかり…どうしたものかと思ったときに、妻の勧めで自宅をリフォームしてくれた大工さんについて修行を始めました。

          退職、そして大工へ。

          自分を救う

          久しぶりの早起き。静かで、まっさらな時間。 腰を据えて文章を書こうと思う、この時間は久しぶりだ。今思うと、あの頃の僕は書くことで自分を保っていたんだな。 書くことは自分自身を救う行為だった。そしてそれを発信することで、「実は私も…」というDMを色んな人から何通ももらった。自分だけの悩みや葛藤だと思っていたことが、自分だけのものではないということが分かった。 僕は相談されるのは得意だったけど、自分から相談するというのは苦手だった。あまり弱みを見せたくなかったし、まあ要するにかっ

          自分を救う

          本屋さんは、楽しい

          尊敬する写真家、ワタナベアニさんのnote「Anizine」にてサポートを頂き、青山ブックセンターさんから3冊購入させてもらいました。 買おうと思いながらまだ注文していなかった岸田奈美さんのエッセイを最初に決めて、あと2冊は知らなくてその場で目についた本。本屋ってこういう出会いが楽しい。 青山ブックセンターさんはオンラインもあるんだけど(僕も今回はオンライン)普通の通販みたいになんでもあるわけじゃなく、責任を持ってセレクトされたものが置いてあってその中で選ぶというのがリアル

          本屋さんは、楽しい