今年心に残った本

2018年もあと少しで終わりですが、個人的に今年心に残った本(必ずしもおすすめとは限らない。あくまでも心に残った本。)を備忘録的に書いておきます。

1.仕事関係

新注釈民法、新鉱業法詳解、逐条解説採石法、(PFI法解説書)

もうほとんどこれしか読んでないんじゃないかというぐらい何度も読み返す羽目に。経産省の人より詳しくなったんじゃないか(思い込み)というぐらい読むに読んだ。とりあえず鉱業、採石、PFIになぜか異常に詳しくなる一年でした。

2.個人的なもの(法律関係)

①プラクティス民法 債権総論

民法改正があったので、色々内容を把握しようと思って購入。著者は改正に直接関与されている方なので、もはや信頼度は法務省担当参事官が書いたものと同レベルなのではと。読みやすいのだが、図が全くない。つらい。なんで法律の先生方は文章で書いてしまうのだろうか。正確さにこだわられるからなのだろうか。図のほうが絶対わかりやすい。ていうか潮見先生は関連書籍でいくら儲けたのだろうか。本出しすぎでは。

②法律学講座 実践国際法

そういえば全然国際法を知らないことに気づいたので、メルカリで購入。メルカリすごい。安い。著者は元内閣法制局長官の小松氏。それに外務省の国際法局の担当者が加筆していっているような形。ということは外務省お墨付きなのでは(違う)。全然知らなかったので、ほえーとかはあーとか言いながら読んでた。普通に面白かった(小学生並みの感想)。どうやら普通の国際法の教科書とは立て付けが少々異なるらしい。よく知らないが。

3.個人的なもの(法律関係以外)

①Excel最強の教科書【完全版】

役所に入ったらエクセルとか使うんだろうなと思っていたが、全く使っていない実情。(代わりにパワポで微細な作業をする謎スキルが身につく。)でもやっぱりエクセルぐらい使えないとヤバいかなと思って購入。とりあえずパソコン立ち上げて実際に手を動かしながらやってみて、その時はなんか覚えた気になったが、今振り返ってみるとほとんど忘れている。人間使わないと忘れるものだとよくわかった。

②安全保障学入門

国際情勢色々大変そうだが、そういえば何にも知らないと思って購入。防衛大学校の先生方が書いた本なので、多分実践的なのだろう。国際協力をゲーム理論で考察しているところが面白かった。相手に約束守らせるために、利得を協力の可能性の大きな利得構造に変化させることで解決しようとすると、相手との利得構造の比が変化してしまい、相対的に相手との格差が生じてしまうので、協力できなくなったりするらしい。どうしたらええんじゃ。平和を保つのは難しい。

③サピエンス全史

ガチで面白かった。なんか評判いいらしいが、それもよくわかる。個人的には、狩猟採集社会のほうが農耕社会より豊かだったというのがツボ。なぜ進化した、人類。

④ソードアートオンライン・アリシゼーション編

今年小説これしか読んでいないのではないだろうか。なんと無味乾燥な1年だったのだろう。アニメの先が気になって読んでしまった。これまでSAOのことは、キリト(笑)とか馬鹿にしていたが、うん、なんだ、面白いじゃないか・・・(小声)。個人的には前半のほうが好き。キリトは、やっぱりチートなんですが、いつもよりチートは抑え目。とはいえチートですが。後半は完全に水戸黄門みたいになってる。でもそれがいい。

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というわけで、今年読んだ本を振り返ってみたが、なんとまあ専門書の多いことよ。もうちょっと普通の本も読みたい。というか小説が読みたい。最近法律の本ばっか読んでんな。経済とかもう忘れてしまいましたよ・・・

とりあえず、来年の目標は、①休まず仕事に行く(切実)②楽しい本を読むというところでしょうか。ここまで読んでしまった方は、人生の数分を無駄にしたはずです。でも自己責任の時代ですから、しょうがないね。


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