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原点回帰

オープンして半年。
ご迷惑をおかけすることも多々ある中で
3Fまで足を運んで頂いたり
何度もご利用して頂いたりと
ありがとうございます。

築60年の最上階の角部屋。
ここまで夏に苦しめられるとは
想像もしていなかった。


僕にはまだ夢がある。

地に足をつけ
土台を固めてから
次の出店を目指している。


なぜ出店するのか?



それはもちろん

いい車に乗りたいとか
いい家に住みたいとか
人間的な欲求があるのは事実。

特に幼い頃
いわゆる"貧乏"という暮らしで
平屋の団地、車は小さな軽自動車。
家族でどこかに旅行に行った記憶は無い。
だからといって
親を憎む事はないし
辛い事もあったが
慎ましい生活でも幸せだったし
尊敬している。

それでも友達の家に行った時に
感じた格差や劣等感。
そういったものが自分の中に
今もなお残っているのだろう。

その欲求を隠すつもりは無いし
あって当然だ。

だがお金の為に働くのでは無く
関わる全ての人に喜びを創ることで
利益を創り
そして仲間と分配し
チームで物心両面の豊かさを得ていく。

今期の目標は賞与と社員旅行。

小さな小さなお店で
頑張ってくれた事に感謝だし
その物理的なお返しがその2つ。

とはいえ
まだ開業1年目。
以前の会社と比べたり
同じ事をなぞるのではなく

やはり

"気合と根性"

開業1年目の小さなお店はそれしか無い。

人脈や繋がりも必要だなと感じる。
そこから始まる事が多々あるだろう。

だが
自分に力が無ければ振り回されるだけだし
何より今の課題は外でなく
自分の内側にある。


次の出店目標は40歳。
あと2年と少し。
それまでに僕自身はもちろん
既存のチームメンバーの成長は必要不可欠。
そして新たなメンバーの採用。

僕が大事にしている考え方。
"関わる全ての人に喜びを創る"

まずは喜んでもらう事。
それは誰かに必要とされる中で
自分の存在価値を見出し
社会に貢献していくこと。

社会と言っても
まずは目の前のお客様。

美容室を30年経営されているお客様が
こんな事を話されていた。

"お客さんにとっては
何ヶ月も楽しみにしていた時間。
それを理解して大切にしないとね"

頭ではみんな分かっている。

30年も経営されている
大先輩が言うのだから言葉の重みが違う。

いろんな事に忙殺され
自分本位になっている。

その事にすら気づかずに
日々の仕事、作業に追われては
何の為に独立したのか分からない。

自分や仲間の夢。
生活を守る事。

その全てはまずはお客様に喜んでもらう事。

お客様が何故わざわざ3Fまで
足を運んで頂くのか?
そこに想いを馳せて
目の前のお客様が自分の大切な人だったらと
商品を提供し
接客、サービスをする。

小さな小さなお店で
開業1年目の新人がやる事は

"目の前のお客様が
自分の大切な人だったらと考え
喜びを創る"

まわりが思っている以上に
上手くいかない事ばかりだが
様々な問題や障害を
"気合と根性"で乗り越える。

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