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【読書】自意識とコメディの日々

オークラさんがこれまで色々な人と出会いの中で、お仕事をしてきて、たくさんの人を魅了するコンテンツを作ってきたことがわかる本だった。

一度は演者としての道は絶ったけど、それでもお笑いへの情熱と少しの勇気ある行動で道を切り開いてきた。

そして人をお笑いライブとかに来ている人たちを笑わせることがどんだけ難しいか。正解がないことがどれだけ精神負担で大変なことか。

今売れっ子とされている人たちも、少なからず苦労した時期があったこと。

だけど読み終えてみると、憧れの気持ちが残る。


自分の中学時代はそれこそ、面白くない奴は存在価値無しくらいに、お笑いが好きな友達が多かった。所詮中学生の内輪レベルではあったけど、互いに笑わせにいってるのに、絶対に笑わない、なんかあのなんとも言えないセトウツミみたいな雰囲気が堪らなく好きだった。

高校はみんなバラバラで、そんな感じの付き合いは無くなったけど、大人になった今でも、あの時が自分としても一番面白かったし、楽しかったと思う(だいぶ美化されているかもしれないけど)し、誰かを感動させるより、喜んでもらうより、笑ってもらった時が一番嬉しい。

と思いつつ今日も普通に仕事をする。

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