【2024年度】立命ロー後期入試 答案(憲法第1問)

1 問題

2 答案例

3 コメント

 問題文の2段落目に、「もし解禁すると、不適正な広告が横行して患者が適時に適切な治療を受ける機会を失うことになりかねないから、保健衛生上の必要かつ合理的な規制であると趣旨の見解がある。」や、「虚偽ではなく誇大でもない内容の広告までも禁止しているのは、憲法上の自由の制約として許される範囲を超えているという趣旨の見解もある。」「そもそも、どのような種類の自由を制約しているのかについても、さまざまな見方がある。」と、参考となる見解を記載してくれています。
 1つ目を保護範囲の段階で、2つ目3つ目を正当化の段階で有利な事情・不利な事情と振り分けて用いれば、十分な記述ができるように思われます。
 なお、過度広汎性については、触れる必要はなかったように思いますが、一応触れました。

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