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ユーザーインタビューは、いつでも誰でも始められるし、学びは多い

この記事は2018-11-09にクラウドワークス デザイナーブログにて執筆公開されたものです。

こんにちは。UXデザイナーの小阪です。

最近Podcast・オーディオブックにハマってます。通勤で乗換が2回あり、1つの電車にそんなに長く乗らないので、本を読んだり、スマホでニュース記事を読んだりするには適していませんでした。Podcast・オーディオブックであれば、乗換中もずっとコンテンツを吸収でき、満員電車で本を頑張って広げたりする必要もないので、とっても快適です!

さて弊社は「crowdworks.jp」の他にも多数のプロダクトを運営していますが、このブログを毎週書いているUXデザイン部が関わるプロダクトは限られています。
※2018年10月に「UXデザイングループ」から「UXデザイン部」に組織名称が変わりました。

普段UXデザイン部が携わっていない事業の1つに、フリーランスと企業をエージェント型でマッチングする「クラウドテック」があります。マーケターとエンジニアを中心にサービス改善を行っていますが、先日その部署で「ユーザーインタビュー」が始まったみたいですので、話を聞いてきました。

快く引き受けてくれたのは、マーケティング担当の藤村さんと、マーケチームのマネージャーである立谷さんです。

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左から、立谷さん、藤村さん、小阪。

小阪「お時間ありがとうございます!」

藤村「いえいえー。」

立谷「大丈夫ですよー。」

小阪「もう何人くらいインタビューしたんですか?」

藤村「6人ですねー。分析終わったのは5人かな。」

小阪「もうそんなにやったんですね!全部で何人やるんですか?」

藤村「10人です。」

小阪「あと4人か、折り返しましたね。残りもファイトです!」

藤村「がんばります!」

ユーザーインタビューを始めたきっかけ


小阪「ところで、ユーザーインタビューをやろうと思ったきっかけはなんだったんですか?」

立谷「クラウドテックで、来期も含めた中長期的な施策を考える合宿をしまして、やりたいことをメンバーが各々出すワークをやりました。その中にユーザーインタビューが出てきてたんです。その場でメンバーの同意が得られたので、10月から人数が増えたこともあり、とりあえず始めようということになりました。」

小阪「直近だとどんな課題感があって、ユーザーインタビューをしたいねって話が出てきたんですか?」

立谷クラウドテックの目指しているサービスの方向性がユーザーさんの求めているものとマッチしているのか確認したかったんです。それを検証すれば、マーケティングの具体的な施策も自信を持って進めていくことができるので。」

小阪「そうだったんですね。それでユーザーさんに直接聞こうってなるのは、UXデザイナーの僕としてはとても嬉しいです!」

立谷「UXデザイン部でユーザーインタビューやってるのは知ってたので、crowdworks.jpでやってるやり方真似すればクラウドテックでもできるよねとは思ってました。でもやり方がわからなからないなーと。そしたら、ちょうどその頃UXデザイン部のUXデザイナー八尾さんが社内勉強会をやるというので覗きに行ったんです。まさにこれは行くしか無いとうピッタリのタイミングでしたね。」

小阪「なるほど。あれって、どういう内容でしたっけ?」

立谷「『ユーザー体験とは何か?』みたいな概念の所から、ユーザー体験を良くするために、なぜユーザーインタビューが必要なのか、そしてその具体的な方法まで一通りでした。ちょうど知りたかったユーザーインタビューの話が詳しく聞けたので、とても参考になりました。」

小阪「八尾さんの勉強会好評でしたよね。でも、そこから実際にやってみるまで早かったですよね!」

藤村まずやってみて、やりながらやり方考えていこうと思ってました(笑)

立谷「それは、藤村さんが早かったですね。自分で必要な情報を集めて、準備すべきこと準備して、いい意味で勝手にどんどん動いてくれたので、見てて頼もしかったです。」

小阪「さすがです!僕にも色々質問してくれましたね。」

実際にインタビューをやってみて

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小阪「実際インタビューやってみて、やる前とイメージ違ったことありますか?」

藤村「大変ですよ〜ここまでしっかりやるなんて思ってなかったので。」

小阪「そうですよね、ぼくも最初は全く同じ感想でした(笑)何が大変でしたか?」

藤村「んー。設計がまず、むずかしかったです(苦笑)設計した上で、これで知りたいことが知れるのかがわからなくて。何とか事前準備して、とりあえずインタビュー当日、1時間みっちり話聞きました。でも終わったあとに録音聞き返すと、もっとこういう質問したかったとか反省も出てきて、奥深さを感じましたね。」

小阪「知りたいことを知るって、本当難しいですよね。インタビューの目的とか、結果の活かし方とかを完全に腹落ちした上で質問内容考えたり、本番望まないと、深掘り切れないですよね。やっていくうちに慣れていくしか無いですね。」

少人数のインタビューでも、多くの学びを得られた


藤村「そうですよね。あと、その後の分析も思ってたより大変でした。KJ法でやるっていうのはわかってたんですけど、イメージでは、分析会の時間にメンバーで集まって議事録見ながら気づきを付箋に書いてグルーピングしていくのかと。まさか、予めユーザーさんの発言を全部付箋に書き起こしておいて、発言全てを材料として、インサイトを発見していくとは思ってなかったので…(笑)、分析会の前日相談できて良かったです。付箋準備しないで分析会始める所でした(笑)」

小阪「あれ大変ですよね。分析会、1人目の分析会だけ参加させてもらいましたね。僕はすごく楽しかったです(笑)」

藤村「あれ、楽しいですね!準備は大変だけど…。ユーザーさんの発言からインサイトを探っていくのが、探偵みたいで楽しくて。そうやってじっくり分析することで、1人のインタビューからでも沢山学びを得られるというのが印象的でしたね。

立谷「それは私もすごく感じました。これは続けていけば凄い資産になりそうって思いました。」

今後について


小阪「そう思っていただけてよかったです!今後もユーザーインタビュー含めユーザビリティテストとか、定性調査って続けていかれるんですか?」

藤村「続けていきます!必要になる度にやっていく予定です。」

立谷課題は見えてるだけでもいくつもあるので、それごとにカスタマイズしてやっていく感じですね。私達はマーケチームなんですけど、開発チームのメンバーからも是非インタビュー参加したいという声が出ていて、今後はプロダクトチーム全体を巻き込んでやっていきたいですね。

小阪「めっちゃいいですね!!また何かあったら相談してください!今日はありがとうございました!」

藤村「ありがとうございました!」

立谷「ありがとうございました!」

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まとめ


UXデザイン部が関わらない所でユーザーインタビューが始まっているのが、会社として大きな前進だと思いました。今後も、こういう事例を増やしていければ、ユーザーフレンドリーなサービス開発がどんどん当たり前になっていくと思います。

引き続き、UXデザイン部で、デザインの普及をしていけたらと思います。「まずやってみる」というチームを増やせると良いなあ。

今後もデザインやプロダクト作りについて発信していきますので、
クラウドワークス デザイナーブログと、
私のnoteTwitterのフォローをどうぞよろしくお願います!

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