怪談とは
何故か世間に広まっている一般的な怪談は、昔の出来事が多いような気がする。
妖怪などの類は、昭和以前を境に平成の妖怪、または怪談話は出てきてないような気がするのは私だけでしょうか?
それは何故なんでしょう?
口裂け女、座敷童、トイレの花子さんなど、定番の怪談話は決まって最近の出来事ではなく、昔々の出来事です。
ではなぜそのような話の種ができたのでしょうか?
様々な説はありますが、共通点は子供が怖がるお話だという事です。
我々大人が今怪談を聞いて怖いか?と聞かれたら、大半の大人たちは、そんなに…。と答えるでしょう。
しかし、怪談が言い伝えられる事実は確かにあり、そこに疑問を感じるのです。
そこで私は2つの仮説を立ててみました。
1つ目の仮説としては、子供が言うことを聞かないことに対して、怪談話を持ち出し言うことを聞かせるため。
確かにそれは少し納得します。
私も親として、鬼が来るから早く寝なさい。など、実際にいないであろう者を出したことがあります。
2つ目の仮説は、実際にあった話で、それを脈々と現在に言い伝えられてることです。
もし、そうなのであれば恐ろしい事だと思います。
でも、それは昔の話だとして、今の世の中で怪談話が新たにできることは、ほとんどないと思います。
だって、今口裂け女が現れたら、メディアが放っておかないですよね?
もし万が一現れたとしても、科学的に分析をし、答えを打ち出してくると思います。
怪談は、当時科学技術が進んでいないころだからこそ、怪談となったケースがほとんどのはずです。
じゃなければ現代の怪談だってたくさん出てもいいはず!
それはある意味全てが限りなく解明することができる現代って少し、夢のない時代なのかもしれません。
もし、タイムマシーンがあり、昔に行けたとして、現代のテレビ、パソコン、スマホなどを持って行ったのであれば、現代にさらなる進化をもたらすと思います。
逆に言うと、昔の人は今よりも無知故、純粋で想像力豊かな人々がいて、その時代は現代よりも本来の人間らしい姿なのかもしれないですね。
昔は昔で現代に無いものを、しかも作り出せないものを持っているような気がして、少し羨ましいです。
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