人からも自分からも逃げている


私は仕事に対する意識が低く、もっと自分を見てほしい、こんなに頑張っているのに、という気持ちばかりでクライアントに対して不誠実だ。


表面的で良い加減な対応をとっていることも正直自覚はある。


だからいつまで経っても自分に自信が持てないし、仕事が続かないのだ。


「人としての器が小さい」


この言葉に全て集約されると思う。


社会的な地位や名誉のために、収入をあげたいとばかり思っているが、


収入のある人は、クライアントに対して利益や満足を与え続けているから、収入が多いだと思う。


私の場合、最初は頑張ろうと思うのだが、徐々にクライアントのためじゃなくて「自分を見て」になってしまう。

正社員やアルバイトになってしまえば、良い加減な仕事をしても給料は変わらないから別に良いじゃんって心のどこかで思っている節も否めない。


良い加減なことをしないようにすると言うのは、簡単そうで本当に難しい。

自分が追い詰められた時に本性が出てしまうからだ。

自分の承認欲求を処理しきれなくなる瞬間が必ずくる。

相談しても誰も自分のことがわかるわけない、誰も助けてくれないという歪んだ認知が怒りとなって現れることで、周囲との軋轢を生み、最終的に全ての人間関係を断ち切り、退職する羽目になる。



仕事とは年収の勝負ではない。


お金は誰かの悩みや困りごとを解決する対価としていただけるものだ。

それらを解決する気持ちがないのに仕事をしていれば、当然自分に嘘をついていることになるので、最初は取り繕うことができてもいずれ無理が生じるのは当たり前のことかもしれない。

長期的に仕事を続ける方法は、今の自分で誰かのためにやりたいと思えることを探すしかない。


クライアントのために全力でできること。


簡単なことでもそれをやり通せればそれで良いのかもしれない。

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