見出し画像

自己紹介③ この趣味続くぞ


それから、ロードバイクを紹介してくれた知人の御厚意により、一時リドレーのバイクをタダで借りてもらえることになった。

そこから周りの自転車仲間に恵まれて、サイクリングにどっぷりハマることになる。



話題が逸れるが、私の地元は南西諸島の1つである奄美大島という所だ。

九州と沖縄の中間位。


大昔から島に人間は住んでいたみたいだが、人々は山に住む猛毒を持った「ハブ」を森の守り神として崇拝・畏敬の対象としており、現代まであまり島の根幹部分を開発せずにいた。
そのため、本来の自然がそのまま残っている地域が多い。

それに加え、地殻変動など様々な外的要因により絶滅をまぬがれたこともあり、島々では今でも多くの固有種が生きている。


沖縄と大きさは変わらないが、人口は沖縄県の145万人程に対して約10万人と決して人が多いとは言えない奄美。

しかし、ローディーの割合が多く、チームも結成されている。

多い理由もなんとなくわかる。奄美の地はサイクリングするにはうってけの場所だ。

市街地から15分ほど走れば車が殆ど走らない林道まで行くことができ、青々とした海沿いの道も盛りだくさん。
先ほど記した様々な固有種にも頻繁に遭遇できる。ハブも然り…


市街地以外は信号もほとんど無く、あと本土に比べて乗用車のロードバイクに対する運転対応も優しい。

奄美でのサイクリングをするために多くの島外在住のローディーさんが来てくださる


よく聞かれるのが、

「バイクの修理とか、全部自分でやってるんですか?ショップないですよね?」

だ。

だが奄美には、多くは語れないが世界的バイクメーカーである正規代理店がある為、機材トラブル関係に困ることは殆どない。



自転車にどっぷり


 地元のローディーの皆さんからライドのお誘いを受ける機会も多くなり、週末はもっぱらサイクリングを楽しむようになる。

ゆっくりマイペースのライド中心だが、山の多い島なので峠は避けて通れず、練習のつもりでなくても立派なトレーニングとなる。


楽しく走れば走るほど体力が付いていき、走れる距離も次第に伸びていった。


さらに、Stravaへの登録により、セグメント区間のタイム更新による成長の可視化、仲間と自身のライド投稿シェアによるモチベの維持ができ、競技志向とまでは行かないがどっぷりと自転車にハマっていった。


自転車だけではなく2016年頃にはトライアスロンも挑戦し、地元の大会(徳之島トライアスロン)においても無事完走。

さらに、マラソンやトレイルランのイベントにも積極的に参加。

自転車そのものだけではなく、エンデュランススポーツというものの魅力に取り憑かれていった。


ラグビーしてたときはあれだけ毛嫌いしていたのに。何事もやってみるものだと感じた。


つづく



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?