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「書くこと」は、好きなのか、嫌いなのか

「あー、しんどかった!よし、次やろう!」
私の仕事パターンはこれ。

やる気が出ない癖に、ひと仕事やり切ると、次なにかしたくなる。
結構それが、同じ作業内容だったりする。
書く、って、すごく楽しい。
そんな私でも、実は書くことが苦痛な時がある。

人生の中で、何度も筆を折った

書くのが嫌い、というひとはそもそもnoteを書くことは少ないと思うが。
私はタラタラと文字を並べていくのは割と好きな方ではある。
「日記を毎日1ページ書く」という、小6(たしか)の宿題があって、夏休みなんか10枚以上書いた日もあった。まぁ、文字数稼ぎの表現を使いまくりではあったが。
お陰で「なんとか書く」ということと「ネタがなくても絞り出す」ということは今でも役立っている。

ただ、そんな私でも、人生の中では何度も「書くこと」を諦めている。
諦めても、ある日突然書きたくなって、また書いている。

未完の小説は何本もある。最後に熱心に書いたのは30年も前だから、設定も忘れたけれど。
テンション上がりすぎてテーマソング()まで作ったというのに(黒歴史)

ライターという仕事

高校生の時「フリーライター」とか「ジャーナリスト」とかいう響きがかっこよくて、そっち方向の仕事に就きたいと思っていた。結果的にそういう進路を選ばなかったけれど。

それでも、ライターは6年位やっていた。
全然儲からなくて、いっときやめて、また復活して、クライアントの仕様変更についていけなくなってやめちゃったけど。
私にとって、「こういうこと(いままで興味がなかったこと)を調べて書いてください」ということ自体に大きなストレスがかかっていることを知った。
ストレスーー具体的には、体調と、毛髪に影響が。
(冬毛から夏毛に変わる動物みたいに、ごっそりと)

結局、自分の枷(かせ)になるものは、偏見だった

ライターをやめるきっかけは金銭的なことも含めてなんだけど、結局は周囲の無理解だった。
在宅ワークという概念が定着する前から始めていたから、周囲の理解なんてゼロ。むしろ無職・引きこもりと思われてたレベル。
在宅は保育園の審査も通りにくかったので、保育園対策のために扶養の範囲内のパートをしていたくらいだ。
(園に入れずに育児というのは、それも別な意味できつかった)

それでもあのときは書くしかなかった。

「ちょっと普通に生きていくのが難しい」と気がついたとき、私は正社員をやめた。
ただ、なんとかして稼がないと、という焦りもあり、もがいていた。

そして、今。やりたいことをやろうと思った

「自分の今の健康状態は、現代の医学に生かされている」
そう、ある時気がついてから、もうすぐ寿命かもしれないと意識し始め、やりたくないことを手放すようになった。

そのタイミングで、ライター業は、一旦完全に手から離れた。

一旦、と書いたのは、おそらく5年位でまた何か書くようになるんだろうな、と思って。

結論

書くのが嫌いなんじゃない。書かされるのが嫌いなんだ。

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