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自信は持てないけど、確信は持つことができる

最近自分の子供もそうだし、よその子供や親御さんと話していて、

どうやったら自信を持てるのか?という話になった。

例えば、スポーツの試合なんかに臨む際に、「勝てる自信がない」っていう子供に対し、「自信持って!」、「大丈夫!」なんていってもほとんど効果ない。

はたまた「勝てる気がしない」って思っている人の思考を変える為に、

「自分は勝てるって10回言ってみろ!」

なんてことを僕は言われたことあるけど、自身にマインドコントロールかけることができて優勝!とはいかず、はかなくもその試合では負けた。

大人だって、大事な商談で難しい相手にプレゼンしなきゃいけないとか、一発勝負の場面で自信持てたらいいのにって思うこともある。

ということで、「どうやったら自信を持てるのか?」と問われて少し考えた。

自信と確信の違い

辞書引いてみると、

自信は

「自分で自分の能力や価値などを信じること。自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと。」 goo辞書より

確信は

「固く信じて疑わないこと。また、固い信念。」同出典

との事だ。これだけ見るとあまり違いがわからない。

妻にこの話を振ってみたところ、

僕「自信と確信って何が違うと思う?

妻「うーん。。なんか確信の方が『間違いない!』って感じかな?」

僕「そうか。確信は「根拠がある」ということだな」

なるほど。。自信は「『根拠がない』けど自分で自分の能力や価値などを信じること」のようだ。

正確には正しいかは分からないが、今回の話では、僕が子供から聞かれた際の「自信と確信」の分別を以下のようにつけることにした。

もし「勝ちたい」「XXという目標をクリアしたい」と思ったのならば、自信を持つより、確信をもった方が目標を達成できる確率が高まりそうだ。

そこで、

「どうやったら自信を持てるのか?」

と問われた際に「確信を持てるように努力してみる」という方向で自分の子どもと話すことをイメージしてみた。

確信を得るためには何をする?

人生は基本的に競争だ。勝つこともあれば負けることもある。

でも、勝ち続けられる人はなかなかいないし、一方で適切な努力をして負け続ける人も少ない。

そして、何かしらの目標を達成できる「根拠を作ること」はほぼ可能でないだろうか。

必要なことは、

1.根拠づくりの適切な努力の方法を知識として知ること
2.根拠づくりの実行を妨げる要素を潰すこと

の2点だと思う。

1.根拠作りのための適切な努力の方法

まず、適切な努力の方法についてだが、シンプルに

勝てる/達成するための根拠になるか、ならないか

だけを軸に判斷すれば良い。

根拠を作るというのはスポーツやプレゼンであれば練習方法の工夫実行したという記録をつけること。その効果を定量的に把握できるように工夫するといい。

例えば、最近僕はシェイプアップに挑戦しているのだが、

「こういう体型になる!」

といったゴールがあれば、そこに至る道は色々あるが、

筋力向上(種類 x 時間 x 負荷)

有酸素系運動(種類 x 時間)

柔軟性向上

食事

に分解してみて「現状と目標のギャップ」、「そこに行くまでの道(練習メニュー等)」を設計する。

そして、実際にやれたメニューと体重、体脂肪率などを記録していく。

2.根拠づくりの実行を妨げる要素を潰すこと

人間は基本皆ダメ人間なので、やめるイイワケをしたがる。

「時間がない」「つまんない」「全然進歩しないからイヤ」

が、イイワケの3本柱。

これらを打ち倒すための工夫を楽しむのが秘訣だ。

先ほどの「適切な努力」を設計する時に、共通して大切なことは

2−1.時間捻出方法
2−2.継続するための工夫
2−3.小さなマイルストーン(小目標)を置くこと

参考までにシェイプアップの文脈で例を挙げてみる。

2−1. 時間捻出

メンタリストDaigoさんのこちらの本はいいアイディアが詰まっていてお勧め。ADHDな自分にも効果もあった。

例えば1.5時間のサイクルで20分休憩、15分の昼寝など

2−2. 継続する為の工夫!

元々はガチムチな男性のHIITトレーニングをやっていたんですが、最近は「のがちゃんねる」で在宅仕事の日は15分x2回くらいトレーニングするようにしてます。

見た目以上にキツイやつが多いが励まされるので、何とかコンプリートできる。

2−3. **小さなマイルストーン(小目標)を置くこと**

これ元ネタは「イチローのインタビュー」なんだが、Youtubeに該当する動画を見つけられなかったのでテキストで。

彼は、「偉業を達成するのに近道はない」と断言している。でも、遠い目標だけ見てきてやってきていたワケではなく、

小さな目標達成や「日々の『良かった/できた』と思う出来事に満足する

ことを重視していたと昔のインタビューで言っていた。

普通、ささいな進歩など誰も気に留めないし褒めてはくれない。

だから、自分がきちんと捕まえてあげて、褒めてあげるという事をしていると当時の自分は受け取り、以来大切にしている。

つまり、どんな「小さな目標」をおくかも重要だが、それが達成できた自分を自分で褒めるというところまでセットで大事ということなのだ。

まとめ

今日は、自信を持つためにどうしたらいい?と尋ねられた際の1つの回答として、自信を持つことを求めるよりも、「根拠を作って確信得る方が良いんじゃない?」という提案してみました。

でも、経験上ここまでしても、僕のような凡人だと勝率4割いけばOK、6割だったら上出来!と思ってます。特に相手があるビジネスやスポーツでは難易度は当然上がるでしょう。

次回は、本日触れられなかった

「適切な努力を実行しても勝つ時と負ける時があるのを知ることの重要さ」
「根拠を作れない場合、どうしたら良いか?」

について書いてみる予定です。

後者は、冒頭の「自信を持つためにはどうするか?」に繋がるお話です。

本日もご機嫌で!


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