入社1ヶ月でエンジニア組織のミッションとポリシーを言語化して考えたこと
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入社1ヶ月でエンジニア組織のミッションとポリシーを言語化して考えたこと

yusuke_kokubo

こんにちは、こくぼです。Leaner Technologiesという会社に入って2ヶ月経ちました。そろそろ桜の季節ですね、早いものです。

今日は入社してからの初仕事として取り組んだエンジニア組織のミッションとポリシーを言語化した話です。

この記事で伝えたいこと

・ スタートアップを組織として成長させるには暗黙知を言語化しよう
・ 会社として大事な文化や価値観をエンジニア視点で見直すと発見がある
・暗黙知を言語化することで、各自がその会社で働く意味が見出せる

何をやったか

・ エンジニア組織のミッションとポリシーを言語化した
・ そのための調査と対話をした

なぜやったか

Leanerは2019年2月に創業したスタートアップです。創業からちょうど2年が経過して、創業期から成長期に入りはじめたフェーズです。

資金調達をして、事業のコアとなる仮説にも手応えを感じはじめ、これからプロダクト開発を本格化するために採用を強化して組織をスケールさせていくことが課題になっていました。

その組織づくりを始めるにあたり、組織の暗黙知を言語化する基盤をつくる必要がありました。そこで当時新しい環境を模索していた私がジョインすることになりました。

入社の経緯や、事業についてはこちらをご覧ください。

どうやったか

ここではどうやって言語化を行っていったのか、簡単に紹介したいと思います。時系列のように書かれていますが、実際は各項目を行ったり来たりしています。

1. 会社としての文化・価値観を調査した

既に議論し尽くされたものがあったので、それを理解して吸収することにしました。

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Leanerでは、
・ 限られたリソースの中でも「最善を尽くそう」
・ Leanerを導入してくれる「顧客企業の担当者をHEROにしよう」
・ 仲間、家族、顧客、そして社会に「誇れる仕事をしよう」
・ みんなで共通の大きな目標に挑戦することで「士気を爆発させよう」
を大事にしていることがわかりました。

今後どれだけ人と会社が成長して多様性が高まっても、この価値観を維持していく必要があります。

(会社の価値観をどういう言葉で発信していくかは、今回の話とはまた別の議論として進んでいます)

2. プロジェクトとしての目的とゴールを定義した

このプロジェクトの目的とゴールを定義しました。

・何のために、誰のためにミッションとポリシーを言語化するのか
・このプロジェクトのスコープ(とスコープ外)は何か
 - 何をどこまで議論するか
 - 既に議論済みなものは何か

プロジェクトの規模にかかわらず、キックオフするときにプロジェクトの目的、ゴール、スコープを明確にして関係者に徹底できるかが成功を決める要員だと思っているのでがんばりました。(あとは進めていくうえでのリスク管理)

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3. エンジニア視点で会社の文化・価値観を再定義した

Leanerでは事業の仮説検証を進めるためにビジネスサイドの人を中心に人が集まっていました。そのため、会社のノリも寄ったものになっていました。

その人たちと共通の想いを持って協調できるエンジニアの価値観とは何か、を考えて価値観を再定義しました。

エンジニアにとって一番の資産はプロダクトのコードベースと技術スタックだと思っているので、それをみんなが協力してクリーンに維持できること、そのうえで全員が生産性高く成果を出せることを価値として整理しました。

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4. エンジニア人物像の定義

価値観に基づいて人物像を考えてみました。ぼくは「ソフトウェアは人が人のためにつくるもの」 という平鍋さんの言葉がすごく好きです。Leanerのエンジニア像を考えているときに、自然とその気持ちがリンクしました。

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吐き出した気持ちを言葉にして、エンジニアチームからフィードバックをもらい洗練させていきました。

5. 会社として目指していきたい姿

組織を強化していくにあたり、会社としてどういう姿を目指していきたいと思っているのか掘り下げて話をしました。

目指す状態「顧客や市場の課題をテクノロジーとデザインで解決する集団」
目指さない状態「セールスやコンサルがゴリゴリと製品を売る集団」

現状のLeanerはセールス色が強い会社だけど、製品を売るだけではなく、顧客とって価値のあるプロダクトをつくれる会社でありたい、と言う気持ちを強く感じる話でした。

(本来順番としてはもっと前段で議論するべきだったとは思います)

6. 完成!

エンジニアチームやHR、経営陣にフィードバックをもらったものを取り込んで完成しました。その成果は採用向けの会社紹介スライドに折り込まれているのでぜひご覧ください。


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ここからは少し視点を変えて、今回の言語化を踏まえて、理想の組織であったり、Leanerのエンジニアとして働く意味について考えたことをお話します。

モチベーション3.0

個人のやる気であったりパフォーマンスについて考えるときは モチベーション3.0から影響を受けることが多いです。この本では人間のモチベーションは報酬や懲罰などの外発的な動機付けではなく、内発的な動機付けによって最大化される、と書かれています。内発的動機付けを高めるためには

1. 自分でやり方を決められる自律性
2. 自分にあった挑戦ができる成長性(熟達・マスタリー)
3. 自分以外の誰かに貢献できる社会的意義(目的)

の3つの要素が必要だと言われています。これらの要素をうまくチームワークに落とし込めるかが鍵になるといつも肝に銘じています。

理想の組織はいろんな境界線が曖昧?

これは個人的な意見ですが、理想的な組織はいろんな境界線が曖昧です。

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・ エンジニアとかセールスなどの職種の壁が曖昧
・ みんなで共通の目標に向かっている(部門固有の目標はおまけ)
・ みんながそれぞれのスキルセットを組み合わせてチームになっている
 - みんなでマーケティングもするし、開発もするし、運用や採用もする
 - マーケが得意な人はマーケティングでリーダーシップを発揮する
 - 他の人が得意な領域はその人に任せて、フォロワーシップを発揮する
 - 何を優先するかは現場の判断が尊重される
 - 判断に必要な情報や判断軸は日頃から丁寧に整理されている

ゆくゆくは「エンジニア組織」と言う観点だけではなく、会社にとって事業を推進できる最適なチームのありかたを考えたいです。

Leanerのエンジニアに求められること

Leanerでは事業を推進するために必要なことは全方位できます。

1. 問題を発見する
2. 問題を解決する課題(仮説)を定義する
3. 課題を検証する
4. ソフトウェアの力を使って課題を解く

これらのために必要なユーザーヒアリングや、仮説検証もビジネスサイドの人たちと協力しながら全方位やります。その中で何を優先して取り組むかは期待値を丁寧にすりあわせながら決めることになります。

Leanerではムダなく仮説検証をするための体制もできています。

Leanerのエンジニアでいることの意味

・ 日本ではまだ未開拓で伸び代が大きいオンリーワンの事業領域
・ ひとりひとりに求められる役割、責任、裁量が広くて大きい
・ ビジネスサイドの人たちがエンジニアと一緒に良いプロダクトをつくりたいと切実に思っている

Leanerは会社としてもプロダクトとしても決して目立つ存在にはなりませんが、日本の経営を支える縁の下の力持ち にはなれます。

日本でオンリーワンの縁の下の力持ちになることを目指しています。

少しでも興味をお持ちいただけたらお話しましょう。

・ Webアプリケーションエンジニア
・ デザイナー
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ありがとうございます!
yusuke_kokubo
ソフトウェアをつくる仕事をしています。 元はエンジニアですが、デザインにも興味があります。 趣味では個人的なWebアプリをつくったり写真を撮ったりしてます。富士フイルムのカメラを主に使ってます。