シェア
fujifuji
2018年3月19日 18:54
国立近代美術館で開催された熊谷守一「生きるよろこび」展が良かった。特に守一の特徴の赤い輪郭線が生まれる変遷や試行錯誤が年代を追って丁寧に見せられているのが興味深かった。赤い輪郭線が生まれたことで、影の表現が暗く陰気なものでなくなったと言ってたとか。輪郭線によって色と色の関係性が相対化されたからだろう。赤い輪郭線は、描かれているモノ同士に実体とは別の関係性を与えてるように感じとれる。例えば空