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Mr.Childrenの曲をあなたに捧げますVol.16(verdeさん)

誰もがみんなそれぞれ喜びと哀しみを胸に生きている。

強さと弱さを行ったり来たり迷い決断し前に進む。
そんなときに音楽があったなら、きっと傍に寄り添ってくれて背中を押してくれたり手を取って元気付けてくれたりしてくれる。

それが僕にとってはMr.Childrenというバンドだった。歌詞にメロディに想いを寄せて何度となくチカラと感動を与えてくれた。

これからも変わることなく愛し続けるであろうMr.Childrenの曲を自身のnote1周年のタイミングでフォロワーさんにピッタリの曲を選び捧げますと言うのが今回の企画。(あくまでも個人的な主観になりますが)

ここまでたくさんの出会いがあってnoteの世界に飛び込んできて良かったなって本当に思っているので、ささやかで限定された人数の方にはなるけれど感謝の気持ちを表現出来ればと思っています。

今回を入れてあと2回になりました。時間はかかっているけれど、それぞれのnoteに思い入れがあるせいか1人ドライブしながら歌うときにその相手のことを思い浮かべてみたりしてます。

そうすると胸が何故かぎゅっとなるんですよね。

大切な人へ大切な曲を捧げます。この時間は幸せな時間だと思っています。




さて、今回 #MrChildrenの曲をあなたに捧げます 方はverdeさんです。いよいよ、ついに、ですよね。お待たせしました。姐さん張り切っていきますよ!

verdeさんは何と言いましょうか。noteの世界で見つけたお姉さんみたいな感じです。いつからなんだろう…僕のnoteをたくさん読んでくださったり、いつも優しいお言葉をかけてくださるようになって。「え…、これは恋?」と勘違いしそうな程でした。

いや、もちろん違いましてけどね。そんなものよりも大きな信頼かな。verdeさんのことは信じても大丈夫だなって思えて。いつのことか、僕聞きましたもんね。

「どうして優しくしてくださるんですか?」

そうDMで聞きましたね。そんな野暮な質問するもんじゃないし、優しさに理由なんて付けさせるなよってところなのですが、どうしてもその優しさが嬉しくて耐え切れず聞いちゃいました。

頂いたお返事は僕の中だけに大切に閉まっておきますけれど。

さて、記憶の限り遡ると僕の最初のverdeさんの印象は《大人の女性》そのもの。お名前から感じていたのは、ちょっと男子が近付きにくい感じの方なのかなって思っていたものです。

ちなみにこの作品を読んだ時の衝撃ったら凄かったです。女性の描く色気と官能的な世界、単純にエロい描写じゃなくて感情の揺らぎや惑いが描かれている。当時はこんな書き手の方はお見掛けしたことなかったので本当に魅せられましたね。

色恋、大人の女性、経験豊富故に不器用な女性。

それはご自身の経験からのインスピレーションなのでしょう。どんな恋愛を経験されて来たのかはなんとなく伝わって来るものです。女性の深みや色気は皮肉にも多くの異性を知り、失恋を経て得られることが多い気がしています。って、男の癖にわかったようなこと言ってしまってますよね。

最初の頃は《女性寄り》の印象だったんです。悪い意味ではないけれど、コスメのことやファッションのことが仕事柄も関係して多く書かれている感じで。

ただ、走り出した妄想列車モードになったときの恋愛noteは好きだったし、同じようなものを男性が書いたりするのは難しいだろうなって感じたりしていました。少しずつ違う一面をverdeさんの作品から見る機会が増えて、最初の印象から変化しながら徐々にたくさんの作品を拝見することが増えていきました。

不思議なものです。女性が書く恋愛モノは生々しいのにいやらしさはあまり感じない。フィクションとノンフィクションのフュージョンみたいな物語はもはやそんな形式などはどちらでもいいと思わせてしまうものです。確かに感じる《色気》と《男と女の駆け引き》をリアルに感じさせる。

情緒豊かに夏の男女を描く。

どこにも書かれていないけれど、服装は若々しいカジュアルなものではなくビジネスマンらしいイメージが浮かぶ。男性は20代の後半から30代の中頃かな。ちょっと勝気な女性像がやけに魅力的に感じる。

僕もこんな作風の恋愛小説を書いてみたいなと感じさせてくれたのは他でもないverdeさんのnoteがあったからです。

多くの出会いを僕にもたらしてくれたMuse杯。もちろんverdeさんの作品もあります。はじめて読んだのはどれだったのか定かではないのですが、この作品のように一人の女性としての覚悟を肩肘張らずに書かれているのもverdeさんの魅力だと思う。上手に見せようとせずに思いのまま。ただ自由に書いているのではない。それはどこかご自身に聞かせているかの様。

色気のある一人の女性ではなく、母親としての一人の女性。そんな姿をしっかりと生きている方です。きっと「私なんか」と謙遜されるでしょうが、あなたの母親としての生き様はしっかりとお子様に反映している。愛し愛されている。それは他の作品からもしっかりと伝わって来ます。

性別云々ではなく、一人の人としてのverdeさんが書かれたnote。

強さってなんだろう。欲する強さは大切な人を守り切る強さかなと思います。もちろんそれは自分自身もそうです。

けっして他人への攻撃をすることは強さだとは思わないんです。攻撃は最大の防御ですが、誰かを攻めるのは弱者の行為だと僕は思っていて。生きていく中で鍛え上げられたり、経験から養われた気持ちの強さなどが一人で立ち向かい、ときに立ち上がる力を備えさせてくれるのだと思います。

人はとても弱い。だからたまに虚勢を張ります。弱さを隠そうとします。そもそもそんなに器用な人なんていないものだと思っているのです。《強さの影に感じるverdeさんらしさ》はあなたの持つ人間味で魅力。

僕はそんなところが大好きですね。

今回の機会に初期のnoteも拝見していたのですが、好きになった人の過去を知る感じがしていたんです。表現が難しいのですが、好きになったときからのもので十分にverdeさんを知ることが出来ているなと。この1年ほどのverdeさんは自然体で(ときにほろ酔い。いや、それいつもか)で書くことが出来ているのではないかと感じています。

この『10年』も、初期の頃に書いていたらまた違っていたでしょうね。(もちろん10年経っていないということもありますが)今のverdeさんだからこそ書けるもの。そんなふうに感じます。

親になることは自分以外の人生を背負うと言うことです。責任ですね。それは同時に親の未来をつくるものにもなります。必死なんですよ。子育てってものは。

僕個人の考えですが、母親こそ素晴らしい。「なんとしても」という気持ちや覚悟を持って生きていく。自分の為じゃなく、子供のためにそれが出来るのは父親じゃなくて母親の方。生まれたてのとき、どうして泣いているのかわからなくて、授乳しながら一緒に泣いている母親もいますよね。責任に押し潰されそうなときもありますよね。

やがて子は母親を一番に信頼し、母親は子を最後の最後まで愛し尽くす様になっていきます。

涙の数だけ、歯を食いしばった数だけ愛情が強くなります。頑張って来た分だけ報われていい。母親って本当に大変なのです。無我夢中に生きてくると、ときどき子供から気付かされることもあるんですよね。それは親として与えて来た愛情の賜物じゃないかと僕は思っています。母子の絆はそれだけ強固なもの。素晴らしい作品でした。

verdeさんの書くnoteはここでは語れない程に等身大の生き様を書かれたものが多く拝見することが出来ます。

どれもご自身の歩んだ道のりだからこそ読み手の心に響くんでしょうね。僕が経験したことのないことであっても、その心情はしっかりと伝わるのはあなたの言葉に嘘偽りがないと信じているから。もちろん、ないと思っていますけどね。


伝えたい気持ちは山ほどあります。何よりも僕のことを見つけてくれてありがとうございます。出会ってくれてありがとうございます。




そんなverdeさんに捧げますMr.Childrenの曲はコチラ。

『くるみ』 ※シングル『しるし』カップリング収録

記事内でお聴き出来ない方はコチラからお聴きください⇩

https://www.youtube.com/watch?v=DHZSDSGp1eU

敢えてこちらのバージョンを選びました。ピアノのサウンドが綺麗で、よりこの曲の深みを感じることが出来るからです。

『くるみ』は《来る、未来》からのタイトル。過去の自分に向けたメッセージ。これから先の未来への希望です。僕が言うのも少々烏滸がましいのですが僕からverdeさんへの労いと最大限の優しさを込めた選曲です。

良かったことだけ思い出して
やけに年老いた気持ちになる
とはいえ暮らしの中で 今動き出そうとしている
歯車のひとつにならなくてはなぁ

かつての記憶、経験を振り返り思うように行かなかったことを悔やんだりすることもあったでしょう。やり直しが出来ないことなんてわかっているのに、ときおりやり切れない気持ちになる。だけど《歯車》はそれでも前へ前へとしか動いてくれない。ここまでの人生そういうことがきっとあったと思います。

どこかで掛け違えて来て
気が付けば一つ余ったボタン
同じようにして 誰かが持て余したボタンホールに
出会うことで意味が出来たならいい

狙い通りに行かない人生です。

「思うように行かないから面白いんだよ」と言ってみたりするけどそんな結果論よりも傷が付かない方がいい。知らぬ間に出来た《ズレ》を出会う誰かの《ズレ》と重なり意味が生まれる。人生の深み。誰かと出会うことで新たな意味が生まれる。

noteの世界で既にたくさんのそんな体験をされているのではないでしょうか。不思議ですよね。

まだ実際に会ったことのない人もいます。なのに知ってくれている現実。

解放出来なかった感情がここで放たれて誰かに届いて浄化されたり、新たな意味が生まれたり気付きがあったりする。

生きて来た道のりはその人そのもの。出会い、その照らし合わせで意味が出来ます。

必死になって来た自分は確かに今のverdeさんをつくり上げました。今のあなたがすべてでいいんじゃないかと思うのです。だから家族のこともお子様のこともしっかりと愛してあげられているし、何よりたくさんの人からverdeさんは愛されていることがすべて。


なんだか上手くまとまりませんね。すいません。


こんな機会だから思いの丈をお伝えしたいけれど難しいものです。でも、僕はやっぱり出会えて良かったなって強く思っています。


verdeさん、これからも宜しくお願いします。



サポートして頂けるなんて本当に感激です。その気持ち、そのひと手間に心から感謝します( *´艸`) たくさんのnoteから見つけて下さりありがとうございます!!