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個展1週間 + 画集販売中(取り置き可)

個展がはじまってから1週間がすぎた。個展とは、今月前半に公開し、いまはトップ記事に固定している告知のとおり、東京都台東区のギャラリー・ハットンガーデンでの「桂田祐介個展 マザー・オブ・パール」。

わたしがいままでやった個展はいずれも1週間以内の短期間だった。今回は約3週間。まだ会期の3分の1しか終わっていないので、まだ序盤。

すでにこの1週間での学びもあった。

ネットで作品を観ていたけれど実物を観たかったというかた、過去の個展にも来てくださったかた、真珠や宝石の業界のかたなど、ほんとうにさまざまなかたに来ていただけている。それぞれの視点での感想をいただき、会期の3分の1だけでもたいへん得るものがあった。のこりの2週間で変えていけるところはないか、と主催者とも話しあっている。

この個展は、通常の絵画の個展とは異なり、完全予約制。感染症対策で過密状態を避けるのも目的だけど、ジュエリーサロンの形式を絵画展にも応用する実験の目的もある。

予約制なので、ちょっと近くに行く用事のついでに立ち寄るとか、急に空き時間ができたので行ってみようとかの気軽な訪問が難しくなったのは事実だ。

しかし、小規模な予約制ならではのメリットがある。じっくりと好みのペースで鑑賞できるし、ギャラリーオーナーや作家と語りあうことができる。この1週間でわたしがお目にかかったみなさんには、それぞれに満足していただけたんじゃないかと感じている。

具体的には終了後に総括するとして、このnoteでは、今月はじめの告知には書かなかったことを連絡するのが目的。

先月、11年前の画集について書いた。

この画集、じつは個展会場に置いている。

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ガラスケースのなかには、わたしのプロフィール(和文・英文)と11年前の画集の見本

手に取ることができるよう、書棚の一角にも置いている。

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展示台にもなっている書棚には、画集とあかね書房『国旗の図鑑』(わたしの監修)、そしてなぜかウランバートル市旗の卓上旗。

この書棚の一角、ついでながら旗章学コーナーも兼ねることにした。わたしのプロフィールに旗章学についても触れていて、それについての質問も受けるからだ。さらに今日、日本旗章学協会の学術誌『旗章学』も置いた。これはまだ一般書店などでは買えないので、手に取って見られる限られた機会だ。

で、この画集は会場で4000円にて販売中。前にも書いたようにblurbから個人で購入ができるのだけど、送料がかかるので1部だと4000円を越えてしまう。そこでわたしがまとめ買いしておいたものを放出することにした次第。

本日時点でのこり6部。取り置きもできるので、予約が会期後半のかたでも、わたしかギャラリーまで取り置き希望の旨をお知らせ頂けると確保しておきます

ついでに、ガラスケースの写真の右上にあるちいさなパネルについて。これは写真撮影可能ということのサインなのだけど、ごあいさつとプロフィールに使ったスチレンボードののこりで次男坊がつくってくれたもの。

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Photo OK!パネルはこうしてつくられた!

この写真撮影OKは、ことのほか好評で、気に入った絵をスマホで撮影していかれるかたがおおい。作品を購入していただけるのがベストではあるけれど、手もとに写真としてでも残しておいてもらえるのは、素直にうれしいものだ。

ということで、今回は手短かに個展のはじめの1週間がすぎたことと画集を販売していることの告知note。

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