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心が強いってどういうこと?

今回は心の強さについて考察していきたいと思います。

人は顔や身長、体型が違うように性格や感受性も違います。
見た目はわかりやすいですが、心の中身は中々わかりません。
今回のお話が自分や人の心の中身を想像する一助になれば幸いです。

僕自身はHSPという気質があります。
世間的に言えば『繊細さん』とも呼ばれる気質で、周りの情報を受け取るアンテナが過敏ですぐに疲れてしまいます。
このHSPの程度もグラデーションがあって僕の場合は、脳が疲れるとすぐに眠くなる習性がありますが15分も寝ると脳がリセットされて通常通り動くことができます。(お昼寝必須です)
また、1on1や少人数で話をするのは得意ですがパーティーなど大人数でいる場所では情報量が多くどのようにすればいいかわからず端っこで皆さんの楽しむ笑顔を眺めてたりします(今は無理してもいいことないのでそんな感じなりに楽しんでいます)

この感受性の違いってどんな風に言えばわかりやすいのかな。
先程思いついた一例を書いてみようと思います。
周りに気が弱かったり繊細な方がいて「どうしてそうなのかわからない」と思ったら参考にしていただければと思います。

心の服装と脂肪と発熱量と気温

いきなりなんのこっちゃ?というタイトルかと思いますが順番に説明していきますね。心を一人の人間として置いた時に下のように考えます。

▶服装:感受性の強さ、薄いほうが感受性が高い
▶脂肪:情報量に対する耐性
▶発熱量:心が冷えてしまった時に自分で温めて復活する力
▶気温:周りからもたらされる情報量。情報量が多いほうが寒い。

例えば僕の場合。
服装 薄め
脂肪 少なめ
発熱量 多め
心の服装が薄いので人数が多いなど情報量が多く寒いところにいるとどんどん心が冷えるし耐性も低いので心が冷えてダウンでも発熱量が多いので短時間の睡眠で復活可能

HSPは基本的に服装は薄めですぐに心が冷える傾向だけど、脂肪の量の多寡でどれくらいの時間耐えられるかが違ったりします
(すっごいタフそうに見えてHSPは心の脂肪が多い)
それぞれの度合いを自分で認識しておけば自分がどんな場所が得意でパフォーマンスを上げられるのかわかりやすくなります
逆にわからずいると知らず知らずのうちに何度もダウン。発熱量を何度もオーバーしてそこで故障すると発熱が出来ず『うつ病』になっていくといった感じと僕は捉えています。

僕の知人の例ですが、もうこれぞパーティーピープルみたいなオープンな性格の男性がいました。
すごくタフで心も強そう。
ある時飲みながら話していると『一度うつ病になって大変なことがあった』と言っていてびっくりしました。色々話を聞いてみたことを鑑みると以下の通りです。

彼は人への気遣いなどにも頭の回る性格(ここは頭の良さもありますが)
おそらくですが心の服装は標準より薄め、脂肪は厚めなのでどんどんチャンレンジできるし疲れにくい。だけど発熱量が少なめで少々であれば耐えきれるけど、冷えた脂肪も日々温める必要もあります。
ある時脂肪の耐性の許容範囲を超えてそこで発熱トラブルでうつ病発症といったところでしょうか。
脂肪が多いとタフにいけるのでいいですが、見誤るとタフな人でもうつになることがあるという例ですね。

じゃあ心の服装が分厚ければいいのかと言うとそういうわけではなく、分厚いということは感受性が低く他人の気持ちの変化に気付けず横暴な振る舞いや押し付けになったりしてトラブルの種になったりするのではないかなということですね。

心の強さは変えにくい

『いっぱい辛い体験をすれば強くなれる』と思う方もいるかも知れませんが根本的に心の服装や体型はあまり変えられないと思っています。
体験から上手くやる方法を覚えたり慣れることで心の体温の消費を減らすことはできますが....(変えることができても多少という程度でしょう)
色々経験すると「強くなる」というより「上手くなる」といったところでしょうか。

今の時代はひと昔前とは情報量が段違いです。
(それによる恩恵もありますが)
自分の心はどんな服装・体型・発熱量はどうなのか。どんな気温(情報量)の場所が心地いいのか。それを分かった上でいろんなチャレンジをしていくほうがいいのかなと思います。特に心の服装が薄い人は…
そして心の服装が分厚い人も自分でそんなことを思わないところで壁にぶつかっている人を見たら「もしかしたらあの人は心が薄着なのかな?」と思って観察してみてください。
寒すぎてかたまっているだけで、温かくいられる場所ならどんどん動いて活躍してくれるかも知れませんよ。

人間は十人十色。
相手の気持ちや性格を把握することは完全には出来ませんが、理解する気持ちはいつも持ちたいものですね。(僕も努力です)
誰かのお役に立てれば幸いです。


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