NHK交響楽団の2023/24シーズンの始まりを祝す

NHK交響楽団は、本日18時に1989回定期公演第1日目を開催し、2023/2024楽季が始まります。

今年5月8日に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が従来の2類から5類に変更され、各種の催事における制約が撤廃されました。

2020年2月から続いた「コロナ禍」に一つの区切りがついてから初めて迎える新しい楽季は、首席指揮者ファビオ・ルイージの任期が2028年8月まで3年間延長されたという一報で始まりました。

今年12月に定期公演が第2000回目となり、2026年には創立100周年を迎えるなど、NHK響にとって節目の時期が続きます。

さらに、2025年5月にアムステルダムのマーラー音楽祭に出演し、その後は欧州各地での演奏旅行も計画されるなど、日本を代表する楽団であるNHK交響楽団の活躍の場はさらに広がります。

その意味で、来るべき100年に向けて大きな一歩を踏み出す今季がどのような公演を生み出すか、定期会員の一人として大いに楽しみです。

<Executive Summary>
Celebrating the Opening of the NHK Symphony Orchestra's 2023/24 Season (Yusuke Suzumura)

The NHK Symphony Orchestra opens its 2023/24 season today. On this occasion we celebrate the new season to go to the orchestra's 100th anniversary and beyond.

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