2022年の回顧と2023年の展望

今日で2022年も終わり、明日から2023年が始まります。

この1年間を振り返ると、例年以上に印象深い1年となりました。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大は終息の兆しが見えないものの、「ウィズ・コロナ」の考えの下で、様々な事柄が次第に「コロナ禍」以前の状態に復帰するようになりました。

今年前半は外国への渡航にも制限があったものの後半には往来の規制が緩和されたことで、世界各地からの交換留学生の受け入れが実現したことは、私にとって教育活動の上で最も重要な出来事でした。

また、研究活動においては各種の学会で研究大会の現地開催やハイブリッド形式による実施が可能となり、3年ぶりに直接顔を合わせる方たちと久闊を叙すことが出来たのは、実にありがたいことでした。

一方、執筆活動では今年2月に14年ぶりの単著『清沢満之における宗教哲学と社会』を法政大学出版局から刊行できたことは、多くの方々の支援のたまものであり、深く感謝するところです。

あるいは、"War and Communism" (Brill)と"Nichibei Yakyu" (SABR)の2冊に英語による論文を寄稿できたことも、重要な成果と考えています。

これに加えて、大修館書店の月刊誌『体育科教育』の「スポーツの今を知るために」、日刊ゲンダイの「メジャーリーグ通信」、朝日新聞の言論サイト「論座」と3つの連載を継続して担当できたことは、政治、経済、社会、文化といった側面から種々の事柄を分析する機会に恵まれたという意味でも、従来にも増して得難いものでした。

さらに、読売新聞、毎日新聞、福井新聞、VICE NEWS、毎日放送など、新たに記事の寄稿や出演などでお世話になった報道機関が増えたことも、各社の担当者の皆さんのお声がけに感謝するばかりです。

来るべき2023年もこれまで以上に精進し、皆様から寄せられたご期待にいささかなりとも応えるとともに、一層の自己研鑽に励み、夫婦で力を合わせてわが子とともに和やかな家庭を築く所存です。

引き続き皆様のご指導、ご助言をよろしくお願い申し上げます。

<Executive Summary>
A Review of the Year 2022 and the Preview to the Year 2023 (Yusuke Suzumura)

The year 2022 will close soon and the new year, the year 2023, will start on 1st January. On this occasion, I review the year 2022 and make the preview to the coming year.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?