【参加報告】日本国際文化学会第23回全国大会第1日目

本日、東洋大学白山キャンパスにおいて日本国際文化学会の第23回全国大会（大会実行委員長：平島みさ先生）０の第1日目が開催されました。

今回は自由論題及び共通論題がそれぞれ3セッションずつ行われたほか、シンポジウム「地域における国際文化と大学①－移民、難民、多文化共生－」が開催され、東洋大学、千葉大学、中京大学における地域と密着した国際文化学的実践活動のあり方が報告されました。

私も、午前中は各自由論題を聴講するとともに、昼食時に開催された大学院生交流会に陪席し、午後は加藤恵美先生（帝京大学）が代表を務めた共通論題(3)「人の移動と国際文化」に参加し、在日コリアン、終戦直後の沖縄、欧州におけるロマ、さらにブルカの着用を巡る欧州での議論に関する報告を通して、「人の移動」と多文化主義や多文化共生もしくは共棲の関わりについて新たな知見を得ることが出来ました。

明日の大会第2日目は、自由論題及び共通論題の後半に加え、学会総会や開催校企画「地域における国際文化と大学②－内なる国際文化教育－ドナルド・キーン氏蔵書プロジェクトの成果と意義」などが挙行されます。

<Executive Summary>
The First Day of the 23rd Annual Conference of the Japan Society for Intercultural Studies (Yusuke Suzumura)

The Japan Society for Intercultural Studies held the First Day of the 23rd Annual Conference at Tokyo University.