【参加報告】EToSシンポジウム「EToSがつくる新・江戸東京研究の世界」

去る9月19日(日)と9月26日(日)、法政大学江戸東京研究センター(EToS)のシンポジウム「EToSがつくる新・江戸東京研究の世界」が開催されました。

本シンポジウムは、EToSの事業が今年11月に文部科学省の私立大学研究ブランディング事業に採択され、活動期間が今年度で5年度目を迎えることを記念して開かれたもので、両日とも午前と午後に1件ずつ、合計4件のセッションが行われました。

各セッションでは、「都市の担い手」、「名所と聖地」、「コモンズ」、「江戸東京研究」という視点から、江戸から東京への変化、東京に見出せる江戸の要素、現代の東京における表象文化のあり方、そしてEToSによる江戸東京研究の特徴と今後の方向性が検討されました。

1980年代に本格化した江戸東京研究の知見を踏まえつつ、都市論や文化論だけでなく、国際的な視座からEToS独自の「新・江戸東京研究」の成果と展望を示した今回のシンポジウムは、これまでの活動の一つのまとめとしても、意義深いものであったと言えるでしょう。

<Executive Summary>
EToS' Symposium "The World of New Edo-Tokyo Studies Created by the EToS" (Yusuke Suzumura)

The Hosei University Research Center for Edo-Tokyo Studies held a symposium entitled "The World of New Edo-Tokyo Studies Created by the EToS" via Zoom on 19th and 26th September 2021.

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