『リサイタル・パッシオ』で思ったいくつかのこと

昨夜は、20時20分から21時まで、NHK FM放送で『リサイタル・パッシオ』を聴取しました。

今回はピアノ奏者の亀井聖矢さんを迎え、バッハの『平均律クラヴィーア曲集』第1巻から「前奏曲とフーガ」第3番、リストの『ノルマの回想』と『パガニーニによる大練習曲』から「ラ・カンパネラ」が演奏されました。

亀井さんのお名前は、今回の放送で初めて存じ上げました。

わずか3曲ばかりではあったものの、鋭い指使いの中に温かさを感じさせる演奏からは、亀井さんの今後の活躍が期待されました。

実際、司会の金子三勇士さんとの対談の中でも、「いずれは国際コンクールでの優勝を」と抱負を語る亀井さんの言葉に頷く金子さんの様子は、その将来を楽しみにするかのようでした。

こうした「未来の大器」の演奏を知ることが出来るのもこの番組の楽しみの一つであることを、改めて実感したひと時でした。

<Executive Summary>
Miscellaneous Impression of "Recital Passio" (Yusuke Suzumura)

The NHK FM broadcasted a programme Recital Passio hosted by Miyuji Kaneko with Masaya Kamei on 26th April 2020. On this occasion I express my miscellaneous impression on this programme.


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?