【参加報告】第32回愛知サマーセミナー第1日目

本日、名城大学ナゴヤドーム前キャンパス及び名古屋経済大学市邨高等学校・中学校において、第32回愛知サマーセミナーの第1日目が開催されました。

私も、9時30分から11時まで名城大学ナゴヤドーム前キャンパス西館2階社会連携ゾーンshakeにおいて、「文化と身体技法--どうして天ぷらは「揚げる」の?」と題してお話ししました。

今回のお話では、私たちの身のこなしや体の使い方(身体技法)が無意識のうちにそれぞれの文化のあり方を反映しており、私たちの生活にかかわるあらゆる要素(文化)も身体技法から影響を受けているということを、主に日本とヨーロッパを比較しながら検討しました。

その際に取り上げたのは、身体技法としてのあぐらや鋸や鉋といった器具の使い方、あるいは文化としての語彙や住所の表記の方法などでした。

会場には50名以上の方に参加していただき盛況のうちに講義を終えることが出来ました。

これまで愛知サマーセミナーについて十分な知識がなかったものの、今回のお話を通して「サマセミ」という愛称で親しまれる催事の特長を知ることが出来ました。

また、運営の実務に携わる皆さんの真摯な取り組みにより、円滑に講義を行えたことも大変にありがたいものでした。

こうした機会を提供された各位に改めて深謝する次第です。

<Executive Summary>
The 1st Day of the Aichi Summer Seminar 2021 (Yusuke Suzumura)

The 1st Day of Aichi Summer Seminar 2021 was held at Meijo University and Ichimura Senior and Junior High Schools on 17th July 2021. In this occasion I participated with the seminar as a lecturer and made a speech entitled with "Relationships between Culture and Techniques of the Body".

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