第46回全国高等学校総合文化祭について思ったいくつかのこと

昨日、第46回全国高等学校総合文化祭が6日間にわたる全日程を終了しました。

今回は東京都が初めて開催地となり、青山フィルハーモニー管弦楽団も7月31日(日)に東京国際フォーラムホールAにおいて行われた総合開会式と8月4日(木)に東京文化会館大ホールで行われた器楽・管弦楽部門第2日目に、東京都高等学校文化連盟合同オーケストラの一員として出演しました。

青フィルが全国高等学校総合文化祭(総文祭)に出場したのは、1989年の第13回岡山大会、1995年の第19回新潟大会、2003年の第27回福井大会以来、19年ぶり4回目のことで、器楽・管弦楽部門ではホルストの組曲『惑星』から「木星」を演奏しました。

近年、東京都高等学文化連盟オーケストラ部門は、総文祭には教員の指揮する団体を派遣するという方針であるため、在校生が活動の主体である青フィルの実態とそぐわず、出場の機会が途絶えたままでした。

こうした中で合同楽団という形式での出場が実現したことは喜ばしく、在校生の皆さんにとっても毎年12月に日本青年館において開催される全国高等学校選抜オーケストラフェスタに加えて日本各地の高校生楽団の演奏に接することが出来たのは、貴重な機会となりました。

「コロナ下」にあって様々な制約に直面しつつ、限られた機会を最大限活用して東京都を代表する高校オーケストラとしての面目躍如たる演奏を披露した青フィルと、各校の出演者の皆さんの真摯な努力を大いに讃える次第です。

<Executive Summary>
Miscellaneous Impressions for the 46th All Japan High School Culture Festival (Yusuke Suzumura)

The 46th All Japan High School Culture Festival was held in Tokyo from 31st July to 4th August 2022. In this time, the Aoyama Philharmonic Orchestra (APO) participated with the festival as a member of the All Tokyo High School Orchestra and it is the fourth time for the APO to join the festival.

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