僕が自分の取説を作るなら1行目にはこう書く。 ・落ち込んでいたり、せっかちになったり。自分の視野が普段よりも狭まっている、と感じるときは寝なさい。大抵の場合、睡眠不足やカフェインの取りすぎが原因です。 1ヶ月後のTOEICのためにできるだけ毎日テキストを解いている。 朝からカフェに行って頑張ろうと思ったが、漫画が面白すぎてそれどころではない。4時間ほどの滞在。5冊を読んで、コーヒー2杯と紅茶1杯。 やっと勉強に取り掛かったのは夜の10時。いつものように目標時間をスマホのタ
風を切る音がヘルメットの隙間からうるさい。 時速60kmで走る、真夜中の道は冷たい感じがする。 大学生になってやっと始めたバイトの飲み会があった、焼き鳥屋だったのにノンアルコールのビールで我慢した。 緩やかに曲がる道が続く。対向車はほとんど無いので、ハイビームを焚く、ずっと先が照らされているはずなのに、暗闇に今でも飲み込まれそうだ。 牛舎の牧草の、発酵している匂いがする。昼間とは違って、澄んだ匂いがするし、ばちばちっと正面から当たる蠅もいない。風が冷たい。 「いつで
よほどの人じゃない限り、得しないんじゃないか?と思っている。 胡散臭い自己啓発本とか、twitterに溢れる啓発系アカウントが口を揃えて言う。 「言語化しなさい!」 高校の先生も言っていた気がするし、「夢を見つけろ!」と無責任に発言する大人も言うし。 言語化って本当に得か、本当に「言語化」できる人ってごく僅かなんじゃない? 前の記事に書いた、映画を観た時の涙。 「よくわからない涙」と書いたけど、本当によくわからないから、よくわからない涙。 「豊かな自信」と書いたけど、豊か
久しぶりにnoteを書こうと思って、これまで書いたのを見てみた。 5本くらい書いていて、2021年4月が最後だった。 2021年4月は、大学2年の春休み。コロナ禍真っ只中で、気軽に話せる友達は全くいなかった。 その頃の毎日は、昼頃に起きて二度寝して、なんかよくわからない夢を見て、暇すぎるからnoteでも書いてみるか!みたいな感じ! 何の予定も無く、ただぼんやりと大学や将来についての不安があった。 大学の勉強は思っていたのと全然違ったし、サークルもたいして面白くないし、
九州大学に来て、丸1年が経った。 「福井出身です。」と言うと、 必ず「なんで九大なの?他に大学いっぱいあったじゃん」と言われる。 僕が九州大学に進学した理由はたくさんある。 一つは偏差値の理由。中学3年の時に名古屋大学の機械航空宇宙工学科を目指し始めた。 大きな機械を作りたい、特に飛行機を作ることに大きな憧れがあった。 ジブリの名作「風立ちぬ」でひどく感動し、主人公の堀越二郎みたく、美しい飛行機を設計して飛ばしてみたいという、中学3年にしてははっきりとした夢を描い
「私には絵を描くことしかなかったんです。」 「私は音楽で発信しないと死んでしまうの。」 アーティストの方へのインタビュー記事でよく目にする言葉だ。 (星野源とコラボしている、Superorganismのボーカル、オロノもポッドキャストで言ってた。) 何か表現していないと死んでしまう。という理由で芸術に取り組んでいる人にとても憧れている。 国語や道徳の授業で書くような文章は、全くもって自分の表現ではない。 小学校のとき。 わら半紙に罫線が引かれた紙が前から回ってく
Dr.ハインリッヒという漫才コンビを知っているだろうか。 絶対知らないだろ、と思ってお笑い好きの友達に聞いてみたら、当然のように「Dr.ハインリッヒやろ、知っとるで」と言われた。 この漫才コンビ、知らない人が多いとは思うが、大阪のほうでは人気らしい。 僕自身は最近見つけた気鋭の若手のつもりでいたのだが、Wikipediaによると、2005年に結成している中堅のコンビ。2018から3年連続でM1の準々決勝に進んでいる、実力者らしい。 2020のM1準々決勝のYouTube
初ライブが一人はちょっと悲しい。でも趣味の合う人を思いつかない。 僕は昔から趣味で孤立することが多かった。 中学の時に初めて聴いたマイケルジャクソンはめちゃくちゃかっこよくて、でも同じクラスにマイケルジャクソンを聴く人は一人もいなかった。 高校に入って、「変な趣味のやつ」と言われることが増えた。たぶん中学生の時にも思われてはいたのだろうが、真正面から言ってくるやつはいなかった。 高校3年でチャットモンチーと羊文学が好きになった。でもやっぱり同じクラスにチャットモンチー