見出し画像

他人と比べられる環境との遭遇

小中学生のころ、
「おねえちゃんだから」とか
「弟はできるのにどうしてあなたは...」
みたいなことを言われた記憶はありません。

きょうだいがいると
親から比べられたり、
上であるがために我慢を強いられたり
ということを聞くけれど、
私の家族内ではほとんどなかったように思います。
きょうだいそれぞれの才能や性格の
いいところや出来ることを褒めることはあっても、
比べて卑下されることはありませんでした。

褒めると比べるがセットになった言葉が
私の中に強く残り始めたのは
小学校3〜4年生のころ。

お友だちの家に遊びに行った時
お友だちのお母さんから言われた
「akko.ちゃんは凄いね!うちの◯◯なんて...」
「akko.ちゃんはなんでもできるね!うちの子は...」
という、他の親御さんから
そのお子さんと比べた私について言うこんな言葉を
耳にし始めました。

その親御さんとしては
単に私のことを褒めてくれているだけなのですが、
私はあの子より凄くなくちゃいけない
頑張ってないといけない
そうでなければ褒められない
そんな思考回路を作っていき、
正解や正しいことを選ぶこと、
こうあるべきを強く好むようになります。

通知表は3段階評価のオール3か
音楽体育がたまに2。
そつなくこなしているように見えても
一生懸命頑張ってやったからこその結果で、
それに対して
「頑張ってね!」
と言われると、
まだ頑張りが足りないのか
まだまだ頑張らなければならないのかと
苦しくなるばかりでした。
(きっと頑張ってと声をかけてくれた方には
そこまでの意味はなく
単に応援してくれているだけなのだろうけど。)

そして小学生の頃から
偏頭痛との付き合いが始まり、
就職してもなお、
頭痛との付き合いは続いていきます。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。